Section 7 で基本的な考え方がわかったら,実際に表を組んでみよう。習うよりも,慣れが大事。
こんな表を組んでみよう。縦5行,横4列のふつうの表である。
| 規格 | 転送速度 | 主な用途 | 特徴 | 
|---|---|---|---|
| MPEG1 | 〜1.5Mbps | ビデオCD | 情報量を削減し圧縮(1/100)するので,画像はかなり粗い。 | 
| MPEG2 | 3〜10Mbps | DV,DVD | MPEG1 より情報量が多く,高速処理を要求し,画像もテレビ並。 | 
| MPEG3 | 〜40Mbps | − | この規格は MPEG2 に吸収された。 | 
| MPEG4 | 64kbps | WWW | 通信速度が低く,共有を原則とするインターネット上で動画を実現させる規格。 | 
まず,「ここから」を書こう。罫線があるから,
| <TABLE BORDER> | 
である。1行めを書く前に,「ここから1行」を書かなくてはならない。
| <TR> | 
1行めのセルはすべて見出しなので,中身はそれぞれ <TH>〜</TH> でくくって,
| <TH>規格</TH><TH>転送速度</TH> <TH>主な用途<TH><TH>特徴</TH>  | 
と書く。これで1行めは終わりなので,「ここまで1行」
| </TR> | 
を書こう。2行めは,「見出しのセル」「通常のセル」が両方出てくる。「1行」の範囲を <TR>〜</TR> で示すことに気をつけて,
| <TR><TH>MPEG1</TH><TD>〜1.5Mbps</TD><TD>ビデオCD</TD> <TD>情報量を削減し圧縮(1/100)するので,画像はかなり粗い。</TD></TR>  | 
きちんと上の列と対応しているか確認しよう。同様に3行め以降も入力し,最後に「ここまで表組」の
| </TABLE> | 
を忘れずに。できた原稿は次のようになるはず。
| <TABLE BORDER> <TR><TH>規格</TH><TH>転送速度</TH> <TH>主な用途</TH><TH>特徴</TH></TR> <TR><TH>MPEG1</TH><TD>〜1.5Mbps</TD><TD>ビデオCD</TD> <TD>情報量を削減し圧縮(1/100)するので,画像はかなり粗い。</TD></TR> <TR><TH>MPEG2</TH><TD>3〜10Mbps</TD><TD>DV,DVD</TD> <TD>MPEG1 より情報量が多く,高速処理を要求し,画像もテレビ並。</TD></TR> <TR><TH>MPEG3</TH><TD>〜40Mbps</TD><TD>−</TD> <TD>この規格は MPEG2 に吸収された。</TD></TR> <TR><TH>MPEG4</TH><TD>64kbps</TD><TD>WWW</TD> <TD>通信速度が低く,共有を原則とするインターネット上で動画を実現させる規格。</TD></TR> </TABLE>  | 
この出力は冒頭にあげたものである。