増光寺遺跡(南蛇井)

ぞうこうじ いせき(なんじゃい)



所在地:群馬県富岡市南蛇井
形式:集落遺跡

縄文時代から平安時代に至る[1]集落遺跡である。
現在では、上信越自動車道が通っている。その建設に先立ち、1987年から1991年にかけて発掘調査された[1]。
上信越自動車道と国道254号線(この付近は2本の道に別れているが、そのうちの北側の道)が交差する地点には、古墳時代とと縄文時代を表すと思われる壁画が描かれ、また、説明パネルが設けられて、遺跡を記念している。



東から見た遺跡の状況

以下の出土物は、1997年3月2日に吉井町産業文化会館で開催された、上信越自動車道地域埋蔵文化財発掘調査(整理)事業終了記念講演会 「遺跡が語る鏑の歴史」において展示されたものである。
その場におられた群馬県埋蔵文化財調査事業団の方によると「写真撮影も、その写真のインターネット上での公開も問題ない」とのことだったので、撮影させていただいた。
但し、ケースに傷や汚れがついた状態のものもあり、必ずしも鮮明に撮影できていない。
深鉢
土偶
翡翠玉




このサイトに情報がある遺跡の一覧と地図 - List and map of remains
群馬県の縄文時代遺跡 - Remains Of Joumon Era In Gunma



文献

[1]現地にある富岡市教育委員会による説明パネル