駒形神社埴輪窯跡(北金井)

こまがたじんじゃ はにわ がまあと(きたかない)



所在地:群馬県太田市 大字北金井 字川西 402
種類:窖窯
大きさ:前室部長さ4m,前幅3m,奥幅2m,後室部長さ3m,幅1.6m[1]

駒形神社の境内にある。
2基発見され、そのうち1基が1965年に早稲田大学により調査された[1]。
前室、後室に分かれた窖窯(あながま)で、「後室部にのみ天井が確認された」とのことである[1]。
また、埴輪集積場も発見され、1987年に太田市教育委員会により調査された[1]。
集積場からは円筒埴輪が約100,形象埴輪が約100出土し、それぞれ西側、東側に分けて並べてあったらしい[1]。
1979年に太田市指定史跡になった。
現在は、集積場は傾斜地の裾(社務所西隣)に説明パネル(発掘状況の写真付き)が設けられているが外観は草地に若干の木が生えているのみで、窯跡の外観は神社社殿の北西斜面に細長い窪みが見られる程度である。



窯跡
埴輪集積地




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文献

[1]現地にある太田市教育委員会による説明パネル