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  5.コンクリート工事
1)一般事項
 a.工事概要
   コンクリート種別、階別打設数量、施工工程等、コンクリート工事の概要を記述する。
 b.管理体制
   請負者および専門工事業者の施工管理体制を組織図により記述する。
 c.変更・疑義
   計画書の記述内容に変更・訂正が生じた場合、もしくは記述外の事項に疑問が生じた場合の
   処置方法を記述する。
 d.準拠参考資料
   計画書作成にあたり、参考とした資料名を記述する。

2)安全管理
 運搬車の誘導、コンクリートの飛散防止等、コンクリート打設時における第三者への危害防止策等を記述する。

3)材料および配合
 使用するセメント、骨材、練混ぜ水、混和材、および調合強度の算定、スランプ、水セメント比、単位水量、
 単位セメント量、空気量等、別途「配合計画書」により提出する(配合計画書提出)。

4)製  造
 a.レデーミクストコンクリート製造工場
   製造工場および製産能力を記入し、レデーミクストコンクリートのJIS表示許可証を添付する。
   2以上の工場を使用する場合は打設個所を明記する(同一打込み工区では、2以上の工場の
   コンクリート打込み禁止)。
 b.技術者の確認
   工場におけるコンクリートに関する技術者の氏名を記述し、証明書を添付する(コンクリート主任技士、
   コンクリート技士、技術士、建築士、建築施工管理技士)。
 c.運 搬
   現場までの距離および練混ぜからコンクリート打設までの時間を記述する(1時間30分以内)。
 d.試験練り
   試験練りを行う種別を記述する。
 e.品質検査
   荷卸し地点におけるコンクリートの品質管理検査の要領を記述する。

5)打込み
 a.運 搬
   現場内におけるコンクリートの運搬方法、および使用機器、注意事項について記述する。
 b.ポンプ車の配置
   ポンプ車、運搬車の配置を図示する(コンクリート打設計画図)。
   コンクリート圧送技士の確認(証明書添付)。
 c.打設順序
   打込み区画および打込み要領を記述する。
 d.打設および締固め
   打設および締固めの方法、使用機器、数量、人員、配置を記述する(打設計画書提出)。
 e.打設時間
   単位時間当たりの打込み量、中断時の処置について記述する。
 f.打継ぎ
   打継ぎの処理方法、目地棒の種類等について記述する。
 g.降雨、降雪の処置
   コンクリート打設中における異常事態についての臨機の対策を記述する。

6)仕上り
 a.床スラブの仕上り
   床仕上げの種別ごとによる仕上げ方法、使用機器を記述する。
 b.打込み欠陥部の補修
   型枠取りはずし後の欠陥部の補修方法を記述する。

  ※参考
    打込み欠陥部とその補修方法の例
    打込み欠陥部補修方法
    じゃんか・空洞、表層のはく離 モルタルまたはペーストをコテで塗り押さえる。欠陥が著しい場合は、
    はつった後モルタルを充てんする。
    コールドジョイント ペーストをはけ引きまたは布引きとする。欠陥が著しい場合は、樹脂注入、またはⅤカットのうえ、ポリマ-セメントモルタルの充てんなどを行う。
表面の凹凸 凹凸はモルタルまたはペーストで埋める。凸部ははつりとるかまたは研磨する。
気   泡 ペーストをすり込む。

7)養  生
 散水養生、養生温度、耐衝撃養生の方法および期間を記述する。

8)管理目標値
 ・調合管理値
 ・コンクリート部材の位置および断面の寸法許容差、コンクリート表面の仕上り状態等について管理目標値を定め記述する。

 ※参考
   コンクリート部材の位置および断面の寸法許容差の標準値(mm)
   基準墨から各部材までの距離 ±15
   柱・はり・壁の断面寸法 -5~+15
   床版厚さ(不良率5%以下) ± 7
   貫通穴などの位置(スリーブ) ± 5

   コンクリートの仕上りの平たんさの標準値
   コンクリートの内外装仕上げ 平たんさ
     (凹凸の差)(mm) 参   考
     柱・壁の場合 床の場合
     仕上げ厚さが7mm以上の場合、または下地の影響をあまり受けない場合 1mにつき
          10以下 塗  壁
          胴縁下地 塗  床
          二重床
     仕上げ厚さが7mm未満の場合、その他かなり良好な平たんさが必要な場合 3mにつき
          10以下 じか吹付け
          タイル圧着 タイルじか張り
          じゅうたん張り
          じか防水
     コンクリートが見えかがりとなる場合、または仕上げ厚さがきわめて薄い場合、その他良好な表面状態が必要な場合 3mにつき7以下
     打放しコンクリート
    じか塗装
    布じか張り 樹脂塗床
    耐摩耗床
    金ごて仕上げ床

  スランプ・空気量の許容量
   種     別     許容差
   スランプ(cm)18を超えるもの ±2.5
           18以下のもの ±1.5
   
   空  気  量  4.5%   ±1.5%

9)施工結果の確認方法
 管理目標値等に対する確認項目、確認者、確認方法、確認時期、目標値からはずれた場合の処置方法を記述する。

10)品質管理・検査
 a.まだ固まらないコンクリートの試験
   試験項目、試験方法、試験回数を記述する。
 b.強度試験
   供試体の摂取方法、回数、個数、養生方法、養生温度、試験場所、不合格となった場所の対処の仕方等を記述する。
 c.比重管理
   軽量コンクリートの比重管理方法を記述する。

11)記  録
  チェックシート書式を示し記録写真撮影個所等を記述する。

12)その他
  その他の特殊コンクリートについても上記にならい記述する。



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