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政府「重要インフラ緊急点検」

相次ぐ大規模災害受け機能確保、継続性確認

(日刊建設工業新聞2018年9月25日1面の記事より)
政府は全国で相次ぐ大規模災害を踏まえ、国民生活や社会経済活動に不可欠な重要インフラを緊急点検する。2018年7月豪雨や台風21号、北海道胆振東部地震で空港や河川、発電所などに甚大な被害が発生したのを受け、災害時の機能確保や継続性を調べる。11月末ごろに点検結果をまとめ、新たに短期、中長期の両方で集中的に取り組む重要インフラの強靭化対策を打ち出す。

11月末に強靭化対策

・安倍晋三首相が21日に首相官邸で開いた「重要インフラの緊急点検に関する閣僚会議」で指示した。
重要インフラに甚大な被害をもたらした大規模災害が相次いだのを受け、安倍首相は10日の自民党総裁選所見発表演説会で重要インフラを緊急点検する方針と、国土強靭化や防災・減災の緊急対策に、今後3年で集中的に取り組む方針を表明していた。
・緊急点検の総合調整と強靭化対策の取りまとめは内閣官房国土強靭化推進室が担当する。担当者によると、緊急点検を予定している重要インフラは
▽発電所など電力インフラ
▽航空輸送上重要な空港
▽主要港湾のコンテナターミナル
▽災害拠点病院▽通信施設
▽中央卸売市場
▽河川
▽道路
−の8分野。
近日中にインフラを所管する国土交通省など関係省庁と調整し、実際に緊急点検を行う重要インフラの対象範囲を決める。
緊急点検は災害時の機能確保・継続性に着目。電力インフラは道内全域で停電が発生した北海道胆振東部地震を教訓とし、全国にある発電所を総点検する。空港は台風21号で関西国際空港(大阪府泉佐野市)の滑走路や旅客ターミナルが浸水したのを教訓に、管制の電源施設や旅客ターミナル内にある非常用電源の設置場所を調査。港湾はコンテナターミナルで非常用電源整備や天端高、耐震性の状況を確認する。
 河川と道路の緊急点検は18年7月豪雨を教訓に取り組む。河川は岡山県倉敷市の真備町で発生した浸水被害を踏まえ、水の流れがせき止められ洪水が起きやすくなる「本支流の合流地点・付近」を重点的に調査。
堤防整備など対策状況を確認する。道路は高速道路、直轄管理国道の土砂災害リスクを点検する。
 同室によると、11月末にまとめる重要インフラの強靱化対策は19年度予算案の編成に反映される見通し。
政府が今秋の臨時国会に提出する18年度補正予算案には、インフラなどの災害復旧費が重点計上される。

こういう社会基盤整備も大事だが、職人(担い手)確保にも力を入れてほしいものだ。以前は現場で外国人はダメだといわれたが、いまになって手のひらを返すようなことは止めてもらいたいと思う。また、施工計画書の簡素化をお願いしたいものだ。


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