こちらのページでは二十世紀のシンセサイザーと電子音楽の歴史について簡単にまとめ、略年表にしてみました。
右の写真は、一見すると旧式の大きな電話交換機のようにも見えますが、箪笥(たんす)でも電話交換機でもなく、ロバート・A・モーグ博士(1934〜)が開発した、あのモーグ・シンセサイザーです。
スイッチト・オン・バッハでおなじみのワルター・カーロス(ウェンディー・カーロス)や日本が生んだ冨田勲、冨田氏の弟子でもありイエロー・マジック・オーケストラではマニピュレーターとして活躍した松武秀樹、ロック界ではキース・エマーソン等も使用しています。
冨田氏が1971年の秋にモーグIIIpを購入した際には税関で止められ、これが楽器であることの証明に大変苦労されたというエピソードもあります。
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