離山貝塚(板倉町海老瀬)

はなれやまかいづか(いたくらまち えびせ)



所在地:群馬県板倉町 大字海老瀬 字小橋 4610−1
形式:地点貝塚
年代:早期[1]

栃木県藤岡町から群馬県板倉町にかけて、「藤岡台地」の先端部分に点在する貝塚群の1つである。
主な貝種は、汽水性のヤマトシジミである[1]。
この付近は、いわゆる「縄文海進」の時代の、奥東京湾の最奥部付近と考えられている[2]。
群馬県板倉町所在の、「藤岡台地」南端西側に相当する部分に存在する貝塚群を、特に「海老瀬貝塚群」と呼ぶこともあるらしい。
ファイヤーピットに貝殻が捨てられて形成されたものということである[1]。



南東から見た現況
地表に散乱する貝殻




このサイトに情報がある遺跡の一覧と地図 - List and map of remains
群馬県の縄文時代遺跡 - Remains Of Joumon Era In Gunma



文献

[1]板倉町史 考古資料編別巻9 板倉町の遺跡と遺物
[2]縄文時代の知識