矢太神沼遺跡(新田町大根)

やだいじんぬま いせき(にったまち おおね)



所在地:群馬県新田町大根
形式:集落遺跡
年代:後期[1]

矢太神沼は、南北に細長く浅い沼である。
北端に大間々扇状地の末端における自然湧水地(町指定天然記念物)があり、南端からは石田川が流れ出している。
住居跡1の他、沼周辺から遺物が出土している[1]。
現地は、(ここにある写真を撮影した時点では)沼東岸に「矢太神ホタルの里公園」が作られ、北端付近の西岸には湧水地についての説明パネルがあるが、縄文時代の遺跡であることを示すようなものは見当たらなかった。
なお、この遺跡からの出土物の一部は、群馬県立歴史博物館にあり、(この文を書いた時点では)常設展示の一部になっている。



南から見た矢太神沼
湧水地点




このサイトに情報がある遺跡の一覧と地図 - List and map of remains
群馬県の縄文時代遺跡 - Remains Of Joumon Era In Gunma



文献

[1]日本の古代遺跡 16 群馬東部