天神山古墳群3号墳(西鹿田)

てんじんやまこふんぐん3ごうふん(さいしかだ)



所在地:群馬県笠懸町西鹿田
形式:円墳
大きさ:径およそ14m[1]
築造年代:6世紀中葉頃[2]

天神山古墳群のうちの1基であり、発見されている5基のうち現地になんらかの形で保存されているのはこれだけのようである。
竪穴式石室(文献[1]では石槨と呼んでいる)が道路沿いに保存・展示されているが、金網の中であり、しかも網の目が細かいので少し見にくい。
文献[1]によると、大刀2振、小刀1振が出土している。
これらの出土品は、笠懸野 岩宿文化資料館蔵であるが、この資料館の常設展示は、旧石器時代に特化したものなので、ふだんは展示されていないようである。但し、特別展においては、そのテーマによっては展示されていることがある。
1987年に町指定史跡となった。




南から見た石室




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文献

[1]群馬県の史跡 古墳編
[2]現地にある笠懸町教育委員会による説明パネル