将軍塚古墳(箱田)

しょうぐんづかこふん(はこだ)



所在地:群馬県北橘村箱田
形式:円墳
大きさ:径20m[1],[2]

木曽三柱神社(1kmほど西(下箱田)にある木曽三社神社と混同しないように注意)の社殿が墳丘上にある。
主体部は横穴式石室で、文献[2]によると「石室の大きさは北橘村で確認された古墳の中で最も大きい」とのことである(文献[1]にも同趣旨の記述がある)。
なお、この古墳には、木曽義仲の三男、朝日三郎義基が木曽義仲の遺品を納めたという伝説(伝説では、この塚自体がそのために築かれたことになっているらしい)がある[3]。(つまり、この古墳名は、よくある古墳時代に東国に派遣された将軍にちなむものではなくて、木曽義仲にちなむものということらしい。)
この隣にあった「朝日塚古墳」(調査後多目的集会施設が建設された)、及びこの付近にあった「七騎塚古墳」も木曽義仲関連の伝説により名づけられたとのことである[2]。



北から見た墳丘




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文献

[1]北橘村誌
[2]北橘村の文化財
[3]群馬県の歴史散歩