秋塚古墳群9号墳(秋塚)

あきづかこふんぐん9ごうふん(あきづか)



所在地:群馬県沼田市秋塚
形式:円墳
大きさ:径15.2m(50尺),高さ3.0m(10尺)[4]
築造年代:秋塚古墳群の他の古墳と同時代だとすると、文献[2]の「まとめ」から7世紀前半以降と考えられる。

秋塚古墳群の1基であり、文献[2],[3]の番号で9号、上毛古墳綜覧[4]で池田村1号である。
秋塚古墳群の古墳は、その多くが、土地改良総合整備事業に伴い、1990年及び1991年の調査で発掘調査された後消滅したが、この古墳はその時には発掘調査されずにそのまま保存された[1],[2]。
但し、文献[4]によると、1901年に発掘されて、玉類、金環が出土している。また、文献[4]には「石槨開口」とあるので横穴式石室であろう。
秋塚古墳群の他の古墳から、やや西に離れた場所にある。



南から見た墳丘
北から見た墳丘




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文献

[1]秋塚古墳群 I
[2]秋塚古墳群 II
[3]沼田市史 資料編1
[4]上毛古墳綜覧