奈良古墳群10号墳(奈良)

ならこふんぐん10ごうふん(なら)



所在地:群馬県沼田市奈良
形式:円墳
大きさ:東西径11.0m,南北径12.0m,高さ1.93m(南側から),1.0m(北側から)(かなり削平されている)[1]
築造年代:7世紀初め[1]

奈良古墳群の1基であり、1993年の群馬大学梅沢研究室の調査の番号で10号、1955年の群馬大学尾崎研究室の調査の番号で1号、上毛古墳綜覧[2]で池田村6号である[1]。
奈良古墳群の北東端(古墳群の南側を取り囲むように流れる薄根川の最上流側)と言える位置にある。
主体部は、割り石と転石を混ぜて積んだ通し重ね積みであり、(入口から見て)右壁部に側室がある[1]。 奈良古墳群は、1980年に市指定重要文化財になった。奈良古墳群についての説明パネルは、この古墳のそばに立てられている。



北西から見た墳丘
南から見た墳丘




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文献

[1]沼田市史 資料編1
[2]上毛古墳綜覧