天神山古墳(古海)

てんじんやまこふん(こかい)



所在地:群馬県大泉町古海
形式:帆立貝形墳
大きさ:墳長44m,前方部幅約7m,前方部高さ1m,後円部径32m,後方部高さ5.5m[1]
築造年代:6世紀前半[2];5世紀中葉から後半[3]

高さ10mほど[1]の丘陵上にある。
東京国立博物館蔵の埴輪「椅子にこしかける女子(巫女)」(重要文化財)はこの古墳から出土したと伝えられる[2]。(この古墳であるという確証はないらしいが、いずれにせよこの付近の出土らしい。)この埴輪は髪を「つぶし島田」とよばれる結いかたをしているが、文献[4]には埴輪の正面・背面の写真とともに、この結いかたの解説もしてあっておもしろい。



南西から見た墳丘




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文献

[1]前方後円墳集成 東北・関東編
[2]日本古墳大辞典
[3]古海原前古墳群発掘概報
[4]図説 はにわの本