稲荷山古墳(新井)

いなりやまこふん(あらい)



所在地:群馬県榛東村新井
形式:前方後円墳
大きさ:墳長63m,前方部高さ4.3m,後円部径35m,後円部高さ6.6m[1],[2];墳長188尺,前方部高さ13尺,後円部高さ20尺[3]

「桃井(もものい)稲荷山」と呼ばれることが多い。
主体部は後円部の竪穴式石槨らしい(文献[1]では「竪穴式石槨?」となっている。)
直刀が出土したらしい[1],[2]。 文献[2]では「戦時中の開墾により、前方部破壊され、後円部のみ残る。」となっている。
ところで、文献[3]に載っている規模「大サ 一八八尺 高サ 前一三尺 後二〇尺」というのが(少なくとも前方部高さについては)実測できた最後の機会ではないかと思われる(未確認)のだが、1尺=0.303mで計算すると文献[1],[2]の値と合わない。仮に1尺=0.33mとして計算してみるとほぼ合うのだが、どうしてこのようになっているのか私には不明である。



北から見た墳丘




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文献

[1]前方後円墳集成 東北・関東編
[2]群馬県遺跡台帳 I(東毛編)
[3]上毛古墳綜覧