粘土山古墳(中高瀬)
ねばつちやまこふん(なかたかせ)
所在地:群馬県富岡市中高瀬
形式:前方後円墳
大きさ:墳長62m,前方部幅44m,後円部径39m[1]
築造年代:7世紀初め[1]
円墳と考えられたこともあったが、1970年の調査で前方後円墳であることがわかり[1]、現在では前方後円墳の形にある程度復元されている。
文献[2]には「墳丘湮滅」と書かれているが、文献[1]によると、完全に削平されていたのは前方部だけであり、後円部の墳丘は(復元前にも)残っていたようである。
主体部は横穴式石室だが、天井石はすでに失われている[2]。
(少なくともここにある写真を撮影した時点では)指定史跡にはなっていないが、富岡市教育委員会による説明パネルが設置されている。
北西から見た墳丘
石室入口
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文献
[1]富岡市史 原始・古代・中世編
[2]前方後円墳集成 東北・関東編