薬師塚古墳(吉井)

やくしづかこふん(よしい)



所在地:群馬県吉井町吉井
形式:円墳
大きさ:径25m(現状),高さ3.5m(現状)[1];高さ3.4m[2]
築造年代:7世紀後半[1]

切石積みの両袖型横穴式石室が南側に開口している。牛伏山付近産の砂岩が使用されているということである[1]。
文献[2]には、「玄室は1.94mの桝形で、漆喰を用い内側は磨いたらしい。多胡碑と同じ多胡石で、両者とも唐尺が用いられた。」とある。
石室入口に薬師如来像が置いてある。また、石室内部に石祠が置いてある。
1971年に町指定史跡になった。



南から見た墳丘
石室入口
石室内部




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文献

[1]群馬県の史跡 古墳編
[2]現地の説明パネル