中二子古墳古墳(西大室)

なかふたごこふん(にしおおむろ)



所在地:群馬県前橋市西大室
(所在地を西大室町としてある文献と東大室町としてある文献がある。これは、西大室町の中に東大室町の「飛び地」があり、ちょうどその境がこの古墳のあたりだからである。墳丘の主要部分の位置から考えると、「東大室」とした方が正しいかもしれないが、このサイトでは、他の古墳との位置関係について誤解を招かないようにするために、あえて所在地を「西大室」とした。)
形式:前方後円墳
大きさ:墳長107.5m,前方部幅74m,前方部高さ10m,後円部径65m,後円部高さ10.5m[1];前方部幅78m[2];主軸長71.6m,後円部径51.6m,前方部幅43.9m[3]
(文献により大きさが大幅に異なる。この古墳の周掘は、なめらかに墳丘に接続しているので、おそらく、どこまでを墳丘とみなし、どこからを周掘とみなすかによるのではないだろうか?)
築造年代:6世紀中頃[2];6世紀後半[3]
(どちらの文献も築造年代については断定はしていない。)

普段は周掘に水を湛えているらしいが、ここにある写真を撮影した時には干上がっていた。



南東から見た墳丘
後円部から見た前方部
前方部から見た後円部
北側の中堤と周掘




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文献

[1]前方後円墳集成 東北・関東編
[2]日本古墳大辞典
[3]古墳めぐりハンドブック