宝塔山古墳(総社)

ほうとうざんこふん(そうじゃ)



所在地:群馬県前橋市総社
形式:方墳
大きさ:南北辺長54m(現状),東西辺長49m(現状),高さ12m[1]
築造年代:7世紀末[1]

石室は複室の戴石切組み積み横穴式両袖型[2]。
墳頂には、総社城主であったことがある秋元氏の墓地がある。古墳自体は国指定史跡、墳頂の墓地は市指定史跡である[3]。
なお、石棺は、その足の形に仏教文化の影響が見られると言われている[4]。 石棺の八角形の穴の蓋石は、総社資料館蔵。(ここにある写真は、許可を得て総社資料館に展示してあるものを撮影させていただいた。)
この石棺は、石室から持ち出され、光巌寺で水盤として利用されていたのを秋元氏の家臣が命じて石室内に戻したものということである[4]。



南東から見た墳丘
東から見た墳丘
石室入口
玄室内の石棺
墳頂
石棺の蓋石




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文献

[1]日本古墳大辞典
[2]古墳めぐりハンドブック
[3]現地の説明パネル
[4]総社資料館の説明パネル