亀塚山古墳(山王)

かめづかやまこふん(さんのう)



所在地:群馬県前橋市山王
形式:帆立貝形墳
大きさ:墳長60m,前方部(くびれ部)幅約15m,前方部高さ約1.5m,後円部径約40m,後円部高さ約6.5m[1]
築造年代:5世紀後半〜6世紀初頭[2]

1979年3月26日に前橋市指定史跡になった。
比較的良く原形が残っているように思える。
前方部は極端に低く、しかも先細りになっている。
この古墳は、文献[1]や文献[2]では帆立貝形としているが、文献[3]の第3章「前方後円墳集成」には収録されておらず、第2部第6章表1「上野の古墳編年表」では円墳に分類されている。すなわち、「造り出しのある円墳」と解釈しているのであろう。



北西から見た墳丘

後円部から見た前方部




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文献

[1]日本古墳大辞典
[2]現地の前橋市教育委員会の説明パネル
[3]前方後円墳集成 東北・関東編