清水V遺跡(原市)

しみず ご いせき(はらいち)



所在地:群馬県安中市原市一丁目
種類:集落遺跡

年代:7世紀後半[1]

清水遺跡では、縄文時代から平安時代までの集落遺跡と、室町時代の窯跡などが発見されている[1]が、ここに示すのは、1997年に調査が行われた清水V遺跡のうち、古墳時代の住居跡と出土物である。
この遺跡の縄文時代の遺跡発掘状況と出土物については、「群馬県の縄文時代遺跡」の清水V遺跡(原市)を参照。
なお、遺跡と出土品の写真は、1997年7月19日から21日まで実施された、安中市教育委員会主催の現地説明会において撮影させていただいたものである。



南西から見たH1号住居跡
発掘作業の状況である。
南西から見たH2号住居跡
奥側にH2号住居跡、手前側に(これを撮影した時点では)年代不明の竪穴状遺構が見える。



以下はH1号住居跡とH2号住居跡からの出土物の一部である。

H1号住居跡出土の竈袖に使われていた甕
H1号住居跡出土の土師器(坏と甕)
H1号住居跡出土の須恵器と鍛冶関係の遺物
H2号住居跡出土の土師器と須恵器
H2号住居跡出土の編み物石




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文献

[1]清水V遺跡現地説明会資料