1個のファイルからなる大きな HTML のファイルを作ると,文書の途中へジャンプさせたくなるときがある。HTML ファイルがいくつかの部分からなるとき,たとえばいくつかのセクションからなるときに,そのセクションをジャンプ先に指定することもできる。
そのためには,まず,その「ジャンプさせたい部分」に名前を付けなくてはならない。これは,
<A NAME="(名前)">〜</A> |
と記述する。<A ...>〜</A> のあいだに何か書いても,別にそれがどうなるというわけではないのだが,とりあえずジャンプの到達地点として文字をくくっておこう。
(名前)は当然,一意なものをつけなくてはならない。
さて,ここへほかからジャンプさせるわけだが,それに使うのは <A HREF="...">〜</A>。どうやるのかというと,
<A HREF="#(名前)"></A> | 同じファイル内でジャンプさせるとき。 |
<A HREF="(URL)#(名前)"></A> | 別のファイルへジャンプさせるとき。 |
単にふつうのジャンプに "#(名前)" がついただけである。
このページには,<A NAME="...">〜</A> を使った場所が2箇所ある。下にリンクをはっておくので確認しよう。
このような短い文書では,あまりありがたみはないが。
文書の先頭に名前を付けて,文書中のセクションの終わりに「先頭へ戻る」を書いておけば,快適なブラウズ環境を微力ながら提供できる。