Section 6 : 文書の途中へジャンプ

 1個のファイルからなる大きな HTML のファイルを作ると,文書の途中へジャンプさせたくなるときがある。HTML ファイルがいくつかの部分からなるとき,たとえばいくつかのセクションからなるときに,そのセクションをジャンプ先に指定することもできる。

 そのためには,まず,その「ジャンプさせたい部分」に名前を付けなくてはならない。これは,

<A NAME="(名前)">〜</A>

と記述する。<A ...>〜</A> のあいだに何か書いても,別にそれがどうなるというわけではないのだが,とりあえずジャンプの到達地点として文字をくくっておこう。
 (名前)は当然,一意なものをつけなくてはならない。

ここに label1 があります! (<A NAME="label1">〜</A>)

 さて,ここへほかからジャンプさせるわけだが,それに使うのは <A HREF="...">〜</A>。どうやるのかというと,

<A HREF="#(名前)"></A>同じファイル内でジャンプさせるとき。
<A HREF="(URL)#(名前)"></A>別のファイルへジャンプさせるとき。

単にふつうのジャンプに "#(名前)" がついただけである。

 このページには,<A NAME="...">〜</A> を使った場所が2箇所ある。下にリンクをはっておくので確認しよう。

このような短い文書では,あまりありがたみはないが。

 文書の先頭に名前を付けて,文書中のセクションの終わりに「先頭へ戻る」を書いておけば,快適なブラウズ環境を微力ながら提供できる。


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解決! センター化学 I ◆ Z 会出版

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ここに label2 があります! (<A NAME="label2">〜</A>)