項目を並べていく箇条書きは,文書を書く上で必要になる場面が多く出てくる。HTML では,箇条書きの部分は“箇条書きだ”と言ってしまえばそれで済むのである。
いちばん簡単な箇条書きは,項目の先頭に印をつけたり(順序なし箇条書き),番号をつけたり(順序あり箇条書き)するもの。これを,HTML では“箇条書き”ということを宣言するだけで書くことができる。箇条書き全体が,まず“ここから〜ここまで”で囲まれる。
<UL>...</UL>
<OL>...</OL>
<UL>...</UL> は“順序なし箇条書き”,<OL>...</OL> は“順序あり箇条書き”。
でも,これだけでは“箇条書きにする部分”を宣言しただけで,その中に項目を書かなきゃならない。それで,どこからどこまでが項目だか言わなきゃならない。これも“呪文”を使う。
<LI>...</LI>
これが“ここから〜ここまで 1 つの項目”を表すわけだけど,とくに箇条書きの“ここまで項目”の </LI> は省略されることが多い。この前後は改行される。
<P>HTML の特徴は,次のようなものがあります。</P>
<UL>
<LI>テキストファイルである。
<LI>「タグ」という「呪文」が書き込まれる。
<LI>文書の「見た目」より「つくり」を重視する。
</UL>
<P>HTML ファイルを作る手順には,</P>
<OL>
<LI>テキストエディタなどで編集する。
<LI>ブラウザで確認する。
</OL>
<P>という方法があります。</P>
HTML の特徴は,次のようなものがあります。
HTML ファイルを作る手順には,
という方法があります。
“箇条書き”という文書中の役割を指定してるので,ブラウザはそれに見合ったレイアウトをしてくれる。<P>● テキスト...</P> とベタに書いたのでは表示領域の幅が変えられたときなどに表示がうまくまとまらないし,だいいち HTML 中で“箇条書き”の意味を持ってこない。
箇条書きには順序なしの <UL>...</UL> と順序ありの <OL>...</OL> があり,その中で <LI> を使って項目を書いていく。