背景に色はついたけど,画像をはってるところだってあるじゃないか。これもフォローしときましょ。
これも <BODY> を次のように書き換えることで実現できる。どうってことない。
<BODY BACKGROUND="..."> |
"......" の入るのは <IMG SRC="......"> と同様に使用する画像の URL。たとえば,
<BODY BACKGROUND="bg.gif"> |
のように使用する。画像の大きさがブラウザの表示領域に比べて小さいときは,その画像が格子状に敷き詰められる。
背景の画像は,自分で作るほかに,WWW 上の「素材集」のサイトでも入手できる。素材集にある画像は非営利目的での使用が認められていることが多く,ダウンロードをして自分の HTML 文書に利用できる。サーチ・エンジンなどで検索してみよう。
背景の画像と同時に,背景色を指定することもできる。この場合は,画像が優先的に表示される。ただし,画像が読み込まれるまで,または,何らかの理由で画像が読み込めない場合は背景色が指定される。たとえば,
<BODY BGCOLOR="#FFFFFF" BACKGROUND="bg.gif"> |
の場合,画像 "bg.gif" が背景として優先的に使用され,このファイルが読め込めない状態では,背景色は白。
ちなみに,背景が「左側だけ色帯」のようになっているページは一見背景色で処理しているように見えるが実際は画像を使っている。
ひじょうに横長(横 1000ピクセルくらい)な画像ファイルの左端に色をつけておき,のこりはいかにも「背景色」にしておく。こうしておけばブラウザの幅をとてつもなく広くしない限り「格子状」にはならず,左側に「色帯」がある背景になるという魂胆である。