タイトル入れて書いたものの,文章がずらずら続くだけでは何のめりはりもあったもんじゃない。見出しをつけて,「言いたいコト」をはっきりと。
見出しは,その重要さに応じて6段階指定できる。さしずめ「大見出し」「小見出し」のような考えかたである。「ここから〜ここまで」の形で,
<Hn>〜</Hn> |
と書き,その n には 1 から 6 の数字が入ることになる。1 がいちばんの大見出し,数字が大きくなるにしたがって小さい見出しになって,6 ではいちばん重要でない小見出しになる。実際に見てみよう。
<H1> いちばんの大見出し。<H2> その次の大きさの見出し。<H3> だんだん重要性が,<H4> 低くなってきて,<H5> ついにはこのような,<H6> 小見出しになる。 |
見出しは文章から独立しているものだと考えて,前後は改行がされる。ここで,はは〜ん,いいものを知ったというので,
<H2>文章を全部これで囲んでしまえば,文字が大きくなるから目立ってうれしいなぁ。</H2> |
などとやったら退場である。どこに全文見出しの本があるだろうか。<Hn> の数字は見出しの重要性を表していて,文字の大きさとは違う。重要性が文字の大きさに反映されるだけである。
「見出し」は見出しらしく,次のように使うのである。
<H2>HTML とは</H2> <P> HTML とは,HyperText Markup Language の略で,......基本です。<BR> HTML は......マークアップしていきます。</P> <P> HTML は専門組織でその規格が決められています。これは日々進化する WWW に対して改訂されています。</P> <H2>HTML の書き方</H2> <P> HTML の「タグ」は「ここから」を表すものと「ここまで」を表すものが通常対になって使われます。</P> |
結果はこう。
HTML とは HTML とは,HyperText Markup Language の略で,......基本です。 HTML は専門組織でその規格が決められています。これは日々進化する WWW に対して改訂されています。 HTML の書き方HTML の「タグ」は「ここから」を表すものと「ここまで」を表すものが通常対になって使われます。 |