Section 10 : ジャンプさせよう

 WWW といえば「ネット・サーフィン」,ジャンプをたどって果ては地球の裏側へ。これがなければ,WWW らしくない。


ジャンプを書く

 それでジャンプはどう書くか? とうぜん「呪文」をつかって「ここから〜ここまで」,でも今までとちょっと違う。

<A HREF="...">〜</A>

 A のあとに空白1個を入れて HREF= とやるのである。"..." にはジャンプ先の URL(インターネット・アドレス)を入れる。あの「http://...」ってやつである。この <A HREF="..."> と </A> で挟まれた部分をクリックすると,指定した URL へジャンプ! という段取りである。
 とうぜん気をつけなければならないのは,きちっと URL を引用符 " でくくること。とくに片方忘れると,それ以降全部 URL だと思われてしまうという破滅的な事態が予想される。

 実際にやってみよう。

クリックすると <A HREF="http://www.yahoo.co.jp/">YAHOO! JAPAN</A> へ

は,見事に

クリックすると YAHOO! JAPAN

それでクリックしたならば,YAHOO! へひとっとび。やってもいいけど,ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってきてね。


URL

 ジャンプ先の URL,いちいち「http://...」なんてやってたらきりがない。原則はやっぱりいちいち書くということなんだが,省略することができる場合もある。
 特別な指定がない限り,現在の URL を基準にして指定ができる。たとえば現在の URL が

http://www.netsite.com/~user1/index.html

のとき,

http://www.netsite.com/~user1/links.htm

は単に "links.htm" だけでOK。では,

http://www.netsite.com/~user1/topic/topic1.htm

はどう書けるだろう? --- 答えは,"topic/topic1.htm"。

 それから,URL は原則的に大文字・小文字を区別するので注意。うっかりすると NOT FOUND とか言われて首を傾げることになる。


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