月面に刺さるロンギヌスの槍の衛星画面(#25′)
衛星デー夕を示すサブウィンドウが消える
〔#26′の槍が抜けるシーンから
以下、指定するまで、せリフすべてOFF人物カットなし
セリフは表記したもの以外はナシ〕
大気圏を初号機に向かい飛んでくる槍
戦 自:大気圏より、高速接近中の物体有!
冬 月:ロンギヌスの槍か
初号機の首の手前で止まる槍
ゼ04:ロンギヌスの槍もオリジナルがその手に還った
キール:では儀式を始めよう
くわえていた弐号機の残骸を捨てる量産機
空中で静止している初号機にロンギヌスの槍(コピー)を突き刺していく量産機
初号機の両掌、足に突き刺さるロンギヌスの槍
光の羽根が十字架状となり、磔のような状態になる初号機
ゼーレ:エヴァ初号機に聖痕が刻まれた
磔にされた初号機の光の羽根に次々と食らいつく量産機
拘引される初号機を見上げるかのような弐号機
日 向:エヴァ初号機。拘引されていきます
青 葉:高度12000、更に上昇中!
両目の光が消え、活動を停止する初号機
雲海を出た初号機と量産機
ゼーレ:今こそ中心樹の復活を
エヴァシリーズ一体のアップ
日 向:エヴァシリーズ、S2機関を開放!
磔になっている初号機を中心として、規則的な配置になる量産機
それぞれから円形のフィールドが発生、共鳴していく
アンチATフィールドを展開し、初号機を中心に配置されていく量産機
青 葉:次元測定値が反転!
マイナスを示しています!
量産機がセフィロトの樹状に展開し、図が浮かび上がる
冬 月:アンチATフィールドか
〔インサート。DEATH より〕
黒バックに、
中心だけピンホール光。体育館に置かれたパイプイス
扉が開き、チェロをかかえたシンジの影
[テロップ]長野県第2東京市(旧松本市)
[テロップ]第三中学校講堂内
[テロップ]弦楽四重奏 練習開始二十二分前
[テロップ]チェロ ――第四絃
[テロップ]調絃
[テロップ]"Johann Sebastian BACH
Suiten fur Violoncello soro Nr.1
G-dur,BWV.1007"
[テロップ]I. Vorspier
[サブタイ]世界の中心でアイを叫んだけもの
〔可能ならばここでOP〕
セカンドインパクトとサードインパクトとを
比較しているMAGI画面
伊 吹:全ての現象が15年前と酷似している
これって、やっぱり、
サードインパクトの前兆なの?
高層からの日本。第3新東京市からの爆発が広がる
ゼ08:悠久の時を示す
ゼ09:赤き土のみそぎをもって
ゼ11:まずはジォフロントを
キール:真の姿に
成層圏上からはっきり見えるリリスの卵
〔インサート。DEATH より〕
長野県第2東京市第三中学校講堂にアスカが入ってくる
アスカ:おはよ、碇君
シンジ:あ、おはよ
[テロップ]同、第三中学校講堂内
[テロップ]弦楽四重奏 練習開始十分三十秒前
アスカ:OFF きょうなにやるんだっけ
シンジ:OFF パッヘルベルのカノン
アスカ:いいわねえチェロは。和音のアルペジオだけなんだもの
[テロップ]ヴァイオリン ――第二絃
[テロップ]調絃
[テロップ]"Johann Sebastian BACH
Partita III fur Violino soro
E-dur,BWV.1006"
[テロップ]3.Gavotte in Rondo
夜の空母の甲板上(月のシーンは入れない)で寝っころがっているアスカと加持
ラジオ〔ラジオから調絃の音〕
アスカ:あ〜 明日はもう日本か
お昼にはミサトが迎えに来るって言ってたし
ちぇー、加持さんともしばらくお別れね。つまんないの
ぶーぅ
と、アスカ、口をふくらます
それには全く反応しないでセリフ
加 持:日本に着けば新しいボーイフレンドもいっぱいできるさ
サードチルドレンは男の子だって話だぞ
アスカ:バカなガキに興味はないわ
アスカ、加持の方にころがっていきながら
アスカ:私が好きなのは加持さんだけよ
ミサトのマンションの夜の外観
〔以下、レイの調絃テロップまで DEATH とほぼ同一、一部テロップなし〕
キスをしようとしているシンジ〔#9〕
アスカ:‥‥‥ま、ま
‥‥‥ママ
シンジ:‥‥‥自分だって子どものくせに
甲板でミサト達に会うアスカ〔#8〕
ミサト:あぁ!
アスカ:ハロウ、ミサト! 元気してた?
ミサト:まぁねー。あなたも、背伸びたんじゃない?
アスカ:そ。ほかのトコロもちゃんと女らしくなってるわよ
ミサト:紹介するわ。エヴァンゲリオン弐号機の専属パイロット、
セカンドチルドレン、惣流・アスカラングレーよ
様々なアスカのイメージにかぶってOFFでセリフ(トウジとケンスケ)
“ゴーマン”
“タカビシャ”
“ナマイキ”
“カワリモン”
“ワガママ”
“ミエッパリ”
“レータン”
“ニジュージンカク”
“ばーむくーへん”
“ハクジョーモン”
“ジイシキカジョー”
“いけすかんオンナ”
“イヤ〜ンなカンジ”
廃墟のバスタブに浸かっているアスカ〔#24〕にOFFでカヲルのセリフ
カヲル:怖いのかい? 人と触れあうのが
他人を知らなければ、裏切られることも、互いに傷つくこともない
でも、さびしさを忘れることもないよ
人間はさびしさを永久になくすことはできない
人はひとりだからね
つねに人間は心に痛みを感じている
心が痛がりだから、生きるのもつらいと感じる
空母のデッキにいるアスカと加持〔#8〕
加 持:どうだ? 碇シンジ君は
アスカ:つまんないコ
あんなのが選ばれたサードチルドレンだなんて
ゲンメツ
加 持:しかしいきなりの実戦で、彼のシンクロ率は40をかるく越えてるぞ
廃墟のバスタブに浸かっているアスカ〔#24〕にOFFでセリフ
アスカ:‥‥‥シンクロ率ゼロ
弐号機を見せようとシンジに声かけるアスカ〔#8〕
アスカ:サードチルドレン!
廃墟のバスタブに浸かっているアスカ〔#24〕にOFFでセリフ
アスカ:‥‥‥セカンドチルドレンたる資格なし
弐号機を見せようとシンジに声かけるアスカ〔#8〕
アスカ:ちょっとつきあって
シンジ:赤いんだ弐号機って。知らなかったな
アスカ:しょせん零号機と初号機は、開発過程のプロトタイプとテストタイプ
訓練ナシのアナタなんかにいきなりシンクロするのが、そのいい証拠よ
けどこの弐号機はちがうわ
これこそ実戦用に造られた、世界初の本物のエヴァンゲリオンなのよ
正式タイプのね
〔途中入れてもいいけどとりあえず省略。尺が足りないような気がする〕
朝、登校途中でシンジに声かけるアスカ〔#9〕
アスカ:シンジ、グーテンモルゲン!
シンジ:ぐ、ぐーてんもるげん
アスカ:まぁーた朝から辛気くさい顔して
このワタシが声かけてんのよ? ちったぁ嬉しそうな顔しなさいよ
と、シンジにでこピンするアスカ
アスカ:で、ここにいるんでしょ、もうひとり
シンジ:だれが?
アスカ:あんたバカぁ? ファーストチルドレンにきまってるじゃない
シンジ:ああ、綾波なら
と、シンジ、階下の綾波を見る
アスカ、綾波の下に降りている
アスカ:ハロウ! あなたがアヤナミレイね、プロトタイプのパイロット
私、アスカ。惣流・アスカラングレー
エヴァ弐号機のパイロット
なかよくしましょ?
レ イ:どうして?
アスカ:その方が都合がいいからよ、イロイロとね
レ イ:命令があればそうするわ
アスカ:‥‥‥かわったコねぇ?
ユニゾンの特訓中のアスカとシンジ。でもいまいち〔#9〕
ヒカリ:で、ユニゾンはうまくいってるんですか?
ミサト:それは見てのとおりなのよ
アスカ:あったりまえじゃない!
このシンジにあわせてレベル下げるなんてうまくいくわけないわ!
どだいムリなハナシなのよ!
ミサト:レイ
レ イ:はい
ミサト:やってみて
ちゃんとそろっているユニゾン
アスカ:あっ……
〔下の「講堂にレイが入ってくる」までカットしてもOKです
ただしそのときは上のアスカのカットは不要〕
廃墟のバスタブに浸かっているアスカ〔#24〕にOFFでセリフ
アスカ:もう、ワタシがいる理由もないわ
だれもワタシを見てくれないもの
レ イ:わたしは人形じゃない
シンクロテスト、その結果を見て〔#22〕
伊 吹:シンクログラフ、マイナス12.8
起動指数ギリギリです
リツコ:ひどいものね
(ため息)
シンクロ率は表層的な身体の不調に左右されないわ
問題はもっと、深層意識にあるのよ
ネルフの喫煙コーナー?〔#22〕
リツコ:アスカのプライドがたがたね
ミサト:無理ないわよ、あんな負けかたしちゃ
というより、シンジ君に負けたと思いこんでる方が、大きいわね
ネルフのエレベーターでアスカとレイ〔#22〕
レ イ:心を開かなければエヴァは動かないわ
アスカ:心を閉ざしてるっていうの? このワタシが?
レ イ:そう。エヴァには心がある
アスカ:あの人形に?
レ イ:わかってるはずよ
アスカ:あんたから話しかけてくるなんて、あしたは雪かしらね
‥‥‥なによ!
ワタシがエヴァに乗れないのがそんなに嬉しい?
心配しなくっても使徒が攻めてきたら、
ムテキのシンジサマがやっつけてくれるわよ、
ワタシたちはなにもしなくてもいいのよ!
あーあ、
シンジだけじゃなく、機械人形みたいなあんたにまで同情されるとは、
このワタシもヤキがまわったわねぇ
レ イ:わたしは人形じゃない
アスカ:うるさい!
人に言われたまま動くくせに!
あんた碇司令が死ねと言ったら死ぬんでしょ!
レ イ:そうよ
長野県第2東京市第三中学校講堂にレイが入ってくる
レ イ:おはよう
[テロップ]同じく、第三中学校講堂内
なぜか、アスカが含み笑いをしている
アスカ:フフッ、クスクス‥‥‥
[テロップ]ヴィオラ ―――第三絃
[テロップ]演奏練習開始 五分四十三秒前
アスカの含み笑い、続く
アスカ:フフッ、クスクス‥‥‥
[テロップ]調絃
夕ーミナルドグマ
十字架に架かるミニ足のないリリス
レ イ:私は人形じゃない
私はあなたじゃ、ないもの
自ら赤い十字架に打ち付けたれていた両手をはずし、LCLに倒れ込む
リリスのぶよついた体が引き締まり、女性の身体へと変化する
うつむいた頭部より白い糸を引くようにゼーレの仮面が剥がれ落ち、
仮面の下からレイの顔が現れる
〔セリフ先行〕
青 葉:ターミナルドグマより正体不明の高エネルギー体が急速接近中!
MAGIの分折画面
日 向:ATフィールド確認!
伊 吹:まさか使徒!?
青 葉:いや、違う
日 向:そんな! 人間に完全に一致している!?
発令所
前面スクリーンに、リリスの卵を示しているMAGI画面
日 向:ヒト! 人間です!!
巨大化したレイが、上体を起こしながら第2発令所を通過していく
量産機が周りに並び拘引されている初号機を
つかもうとしているリリス綾波
ゼーレ:エヴァンゲリオン初号機パイロットの
欠けた自我をもって人々の補完を
キール:三度の報いの時を、今
セフィロトの樹を形作っていた配置から、新たな配置へと移動する量産機
量産機のアンチATフィールドが模様を描く
青 葉:エヴァシリーズのATフィ一ルドが共鳴
日 向:更に、増幅しています!
初号機のコアにロンギヌスの槍が刺さりはじめる
青 葉:ソレノイドグラフ反転!
自我境界が弱体化していきます!
コアにロンギヌスの先端が接触すると同時に、コアと槍が一体化する
ロンギヌスの槍のように赤くなり、ねじれていく初号機の全身
巨大な十字架のようになり、足から枝のような物が伸びてくる
巨大な逆さまの樹のようになった初号機
十字の交点に大きな眼が現れ、全体へ小さな眼が広がっていく
日 向:ATフィールドもバ夕一ンレッドへ!
冬 月:使徒の持つ生命の実と知恵の実
その両方を手に入れたエグァ初号機
そして今や命の胎芽たる生命の樹へ還元している
十字架に槍が刺さり、根が生えているような生命の樹
口元が変にゆがんだシンジの顔にかぶってユイの顔
ユ イ:OFF 今のレイは、あなた自身の心
あなたの願い、そのものなのよ
何を願うの?
水滴が落ちる
〔インサート。DEATH より〕
体育館の扉が開き、カヲルが入ってくる
アスカ:おっそい〜
カヲル:ハハッ、ごめんごめん
[テロップ]演奏練習開始時間
[テロップ]定刻――
[テロップ]ヴァイオリン ――第一絃
[テロップ]調絃
カヲル:いこうか
アスカ:うん
[テロップ]弦楽四重奏
[テロップ]JOHANN PACHELBEL
[テロップ]Kanon
[テロップ]D-dur
〔Kanonの曲、流れながら元のSE音あり〕
アスカの病室(#25′)〔削ってもいいかも〕
シンジがアスカを強く揺するため、仰向けになり、
センサーが取れて、露わになっている胸
パジャマの上着とパンティーしか身につけていないアスカ
シンジ:はっ!
息を飲み、見つめるシンジ
赤地に白で「LOCK」と表示されたドア
シンジの荒い息と心電図の電子音だけが室内を包む
シンジの息づかいが荒く早くなり、不意に止まる
シンジ:はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、
はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ
:っっん!
ド引きの病室内(「ミサトさんも綾波も恐いんだ」のシーン同様)
シンジ:OFF 最低だ、俺って
〔インサート。#26′より〕
ミサト宅のダイニング
〔@は位置合わせ用の元セリフ〕
シ:@何か役に立ちたいんだ
アスカ、どうしたんだよ
具合でも悪いの?
ア:@じゃあ、何もしないで
なんでもないっ! もう、私のことはほっといてよ
ヒマならファーストの家にでも行けばいいのよ
背後からアスカに近づいたシンジが、
回りこんで突っ伏しているアスカ顔近くに寄っていく
シ:‥‥本部での話なんだけどね
ア:何よ、私がいなかったからファーストと
さぞ楽しかったでしょうねぇ
アスカをのぞき込むシンジ
シ:@ねぇ!アスカじゃなきゃダメなんだ
‥‥大事な話があるんだ
加持さんの死亡が確認されたって
アスカ、顔を起こしてシンジをにらみつけ
ア:なにふざけたこと言っているのよ
シンジでも、いいかげんなことを言うと殺すわよ
シンジ、ビビる。アスカ、立ち上がり、ドスのきいた声
ア:ミサトが言ってたじゃない、
加持さんが行方不明だと、
本部から失踪したらしい、て
テーブルの周りをよろめきながら後ずさっていくシンジ
シンジに詰め寄っていくアスカ
ア:@私に逃げてるだけじゃないの
第2東京で目撃を最後に足取りがつかめないって
シ:それはウソなんだよ。ミサトさんが
アスカを気づかって‥‥
ア:いい加減なこと言わないでよ! バカシンジのくせに
@それが一番楽でキズつかないもの
シ:(M)僕にはそう教えてくれたんだ
ア:@ほんとに他人を好きになったことないのよ!
なんであんたに教えて、私には教えないのよ!
アスカ、シンジを突き飛ばす
コーヒーの飛び散った床
加熱部に触れたコーヒーが湯気をたてる
シ:聞いたんだ
加持さんは、ネルフをよく思わない日本政府の
スパイだったって
こぼれたコーヒーの上に倒れているシンジ
シンジを見下すようにしているアスカ
ア:@哀れね
まだ寝ボケたこと言うの
シ:だから、ネルフは加持さんを殺したんだ
その実行責任者はリツコさんだった
リツコさんもそう言っていたよ
ただ、今まで死体は見つからなかった
それが今日、見つかったんだ
ほら、写真
コーヒーカップ(ビデオ版#24)
(実際には、シンジが起き上がってアスカに写真をわたしており
多少の時間経過あり)
突然テーブルをひっくり返すシンジ
テーブルの上のカップが床に落ちる
シ:(抑えていた感情があふれる)
だから、何度言ったらわかるんだよ!
いすを振り回し、投げつける
シ:加持さんはもう、いないんだってばっ!
きょとんとしているアスカ
ア:@イヤ
(認めたくなくて現実逃避)そうだ、
おフロ。沸かしてたんだ
〔ここまで。元セリフは弱く入れるか?ナシか?〕
*ミサト宅のおフロ〔DEATH より、同一〕
風呂場の蛇口のアップ
浴槽の栓を持っているアスカ
ボーッとした感じで風呂場で湯船を眺めている
:気持ち悪い
:ミサトやバカジンジの使ったお湯なんかに誰が入るもんか
〔"Komm,susser Tod" が流れはじめる。このへんかな?〕
自分の言っている言葉にいらつく感じでだんだん怒りはじめる
:ミサトやバカジンジの下着を洗った洗濯機なんか、誰が使うもんか
:ミサトやバカジンジの使ったトイレなんかに誰が座るもんか
:ミサトやバカジンジと同じ空気なんか誰が吸うもんか
揺れる水面
:ミサトもイヤ。シンジもイヤ。ファーストはもっとイヤ
:パパもイヤ。ママもイヤ
生理痛の為か、下腹部を押さえるアスカ
:でも
(絶叫)自分が一番イヤ!
アスカに蹴られる洗面器
脱衣場。アスカの服が脱ぎ散らかしてある。ドアに洗面器が当たる
アスカ:OFF もぉ〜イヤ! 我慢できないっ!!
OFF 何で私が!!
OFF 私がぁ!!
#22で泣いているちびアスカ〔DEATHより〕
アスカ:(ちびアスカを見て)なんで泣いているんだろう?
もう泣かないって決めたのに
#25での継母と継父との会話のインサート
継 母:あの子、苦手なんです
継 父:なんだ、君のような女性が子ども相手に
継 母:妙に大人で、張りつめた絶対的な拒絶があって、
ときどき怖いんです。そう感じたことありません?
継 父:いや、とにかく、君はアスカの母親になったんだ
継 母:その前に、私はあなたの妻になったのよ
:あなたはあの子の父親をやめられないけれど、
社会的立場など関係なく、
私は「いつでも」あの子の母親をやめることができますのよ
アスカ:やめてママ! ママをやめるのはやめて!
私、ママに好かれるいい子になる
#22で泣いているちびアスカ〔DEATHより〕
継 父:どうしたんだ、アスカ
新しいママからのプレゼントだ
気に入らなかったのか?
アスカ:いいの
継 父:何がいいのかな?
アスカ:私は子供じゃない。早く大人になるの
と、現在のアスカがぬいぐるみを踏みつける
#17の「こら、いまはダメだ」の加持のインサート
加 持:アスカはまだ子供だからな
アスカ:(わめきちらすアスカ)私は大人よ、大人よ、大人よっ!
#25で泣いているちびアスカ〔画面は#22・DEATHより〕
アスカ:だから一人で生きるの!
パパもママもいらない!! 誰もいらない!
子供もいらない!
でも誰にも嫌われたくないの!
アスカ:でもヤなの! つらいの!
ひとりはいや! ひとりはいや! ひとりはイヤあ!
**母の病室〔DEATH と#22,25の混合〕
母 親:(人形に話掛ける)
あなたのパパはママが嫌いになったの。いらなくなったの
ううん、最初から好きじゃなかったのよ
最初からいらなかったのよきっと。だからママと死にましょ
パパは私たちがいらないもの
アスカ:(M)私はジャマなの? イラナイの?
母 親:(アスカのセリフに反応せず)いっしょに死んでちょうだい
3人のアスカ。声は3声がハモる
:
| いや! | うん | ママっ
|
:
| 私はママの | 私はママの | お願いだから
|
:
| 人形じゃない! | いうとおりする! | ママをやめないで
|
:
| 自分で考え | 一緒に | イヤ イヤ
|
:
| 自分で生きるの! | 一緒に死ぬわ! | 私を殺さないで!
|
注:実際の病室で何をいうべきだったかの後悔です
あのとき、こう言っていれば、ママは自殺しないですんだのではないかという
でも現実では、下のように言われてしまうのね
アスカ:ママっ!!
母 親:ママ? 知らないわ
あなた誰?
〔#22ラストより〕
シンジ:よかったね、アスカ
(アスカのせいでおかあさんが死んだわけじゃないよ)
アスカ:うるさいわね! よかないわよ!
よりによって、よりによって、よりによってっ!!
:嫌い! 嫌い!
:みんな、みんな、だいっ嫌い!!
女性声優5人によるアスカの声マネが続く〔DEATH より〕
振り向くアスカ
自己紹介するアスカ
:惣流・アスカ・ラングレーです。よろしく
キッと振り向くアスカ
:あんたバカ?
不敵なアスカ
:チャーンス
胸を見せるアスカ
:だから私を見て!
苦悩する本物のアスカ
アスカ:違う!こんなの私じゃない!
様々な過去のトラウマ映像続く
苦しんでいるアスカ
:イヤ! そんなの思い出させないで
:せっかく忘れているのに掘り起こさないで!
:そんなイヤなこといらないの!
:もうやめて!、やめてよぅ
〔ちょうどここで音楽もピッタリ一致するようにします
入らなければ、適宜カットするか、音楽スタートをずらします〕
*発令所〔#26′以下人物カット有り〕
EVA-01 PILOT≒0を示すマギの画面
日 向:パイロットの反応が限りなくゼロに
近づいていきます!
青 葉:エヴァシリーズ及びジオフロント、Eポイントを通過
なおも上昇中
ア ナ:現在、高度22万キロ
Fポイントに突入
日 向:エヴァ全機、健在!
青 葉:リリスよりのアンチATフィールド、さらに拡大
物質化されます
さらに上昇を続ける黒き月・ジオフロント
突如、光に覆われ大気圏より出るように体を起こすリリス
手で、下から掬うように黒き月を覆うリリス
黒き月を見つめるリリス
日 向:アンチATフィールド、臨界点を突破
青 葉:ダメです
このままでは個体生命のカタチが維持できません
発令所の隅で震えているマヤ
左右6対、計12枚の巨大な羽根を広げるリリス
冬 月:ガフの部屋が開く
世界の‥‥‥ 始まりと終局の扉が、遂に開いてしまうか‥‥
黒き月の周りを回転し始める赤い球体
レ イ:世界が悲しみに充ち満ちていく
むなしさが人々を包み込んでいく
孤独な人の心を埋めていくのね
*ネルフ内通路
累々と横たわる死体の元に現れている制服姿のレイ
死亡したネルフスタッフや戦自隊員が既にLCL化している
死体はLCL化し、血痕と服だけが残っている
*第2発令所
レ イ:フフフフ‥‥‥
笑う無数のレイの声
日向の前のコンソール上に四つん這いで現れる制服姿のレイ
日 向:(驚く声)
日向の目の前のコンソールの上で笑っているレイ
恐怖にひきつった表情の日向
日向を抱きつこうと手を伸ばしていたレイの姿がミサトに変わる
日 向:(驚きと快感の声)
日向にキスをしようと迫るミサト
ミサトとキスをした瞬間弾けてLCL化する日向
コンソールの下で頭を抱えて怯えている青葉
青 葉:(驚く声)
青葉に近づいて行くたくさんの裸のレイ
レイが触れたとたん溶けるようにLCL化する青葉
上を見つめている冬月
回るように近づいてきたレイがユイの姿に変わる
冬 月:碇、
お前もユイ君に会えたのか?
幸せそうな冬月
床に転がって割れたNERVの文字入りのマグカップ
伊 吹:ATフィールドが‥‥‥
みんなのATフィールドが、消えていく
これが答えなの?
私の追い求めていた‥‥‥
震えるマヤの手を後ろから覆うリツコの手
伊 吹:はっ!
"I need you"とキーボードを打つリツコの手
リツコ:うふ
伊 吹:先輩!
後ろを振り向くマヤ
リツコ:マ、ヤ、
マヤの顔をさすり、後ろから抱きしめるリツコ
リツコにしがみつくマヤ
伊 吹:先輩! 先輩! 先輩! 先輩!
嬉しそうな涙顔のマヤ
弾けてLCL化するマヤ
LCLがノートパソコンのディスプレイに飛び散る
ディスプレイに残る"I need you ←┘"の文字
*モノリスが浮かぶ暗い部屋
モノリスに囲まれて座っているキール
一人だけ姿が見えている
消えていくモノリス
キールだけが残る
キール:始まりと終わりは同じところにある
よい。全てはこれでよい
LCL化するキール
そこから飛び立つ赤い球体
**弐号機のエントリープラグ
弐号機プラグ内
アスカの顔の上に綾波が現われる
アスカ:へ!?
幻覚かしら。ファーストが浮いているわ
なによファースト、
やっぱそうじゃないかと思ってたけど
あんた妖怪?
私を呪い殺しにでも来たの?
レイが母の姿に変わる。笑いかける母
母 :あなた、よくがんばったわ。えらいのね
アスカ:ははん、ファースト
私にとりつこうってのね
冗談じゃない。あなたは偽者よっ!
ママはここにいるものっ!
と、アスカは自分の胸を指す
すっと、母が加持の姿に変わる
〔インサート〕
加持の着任パーティ。の帰りにどしゃ振りの雨
傘を持っていないアスカ(目の前に地下鉄?の駅がある)
まっいいかぁ、と走りかける
と後ろから加持〔セリフ先行〕
加 持:こらこら、この雨の中、傘もささないのか?
アスカ:いいのよ。それにすぐそばだし
近くに見える地下鉄の表示
加 持:風邪ひくぞ。それにせっかくのレディがだいなしだ
アスカ:いいんだってば
初めて、女の子らしい扱いを受けて
うれしいような恥ずかしいようなアスカの顔
*弐号機のエントリープラグ
ちょっと悲しそうな顔になるアスカ
アスカ:そりゃね、加持さんにはあこがれてた
だけど...だけど、もうだめなの
〔補完シーンのインサート〕
加持がシンジに変わり、アス力の右手近くに立つ
シンジ:アスカ、好きだよ...
少しうれしそうなアスカ
アスカ:バカシンジ
あんたが告白なんて10年早いわよ
だいたい私は
あんたのことなんて何とも思ってないんだから
頭の方にカヲルが現われる
カヲル:恐いのかい? 人に愛されることが
アスカが同級生(第3東京市以降)に告白されるイメージ(複数)
アスカ:OFF ばっかじゃないのぉ〜
あんたらみたいのが、この私とつりあうと思って!?
少しは身の程ってものを知りなさいよ
恋人とうれしそうな友人(ドイツ・第3東京)。それを見るアスカ
アスカ:(M)やっぱり、幸せそうだな
恋愛小説〔マンガの方がよいか?〕を寝ながら読んでいるアスカ
ぽわーんと夢見心地なアスカ
*弐号機のエントリープラグ
シンジ:やっぱり誰かに愛されたいんじゃないか
〔インサート#22より〕
サルのぬいぐるみが引き裂かれているところのリピート
アスカ:パパもママもいらない。一人で生きるの
恋愛している友人を尻目に図書館などで勉強しているアスカ
表面的にしか女友達と付き合おうとしないアスカ
〔これにかぶってセリフ〕
カヲル:OFF ただ、逃げているだけなんだ
自分が傷つく前に、みんなを拒絶している
母 :OFF 人の間にある、形もなく、目に見えないものが
怖くて
シンジ:OFF 心を閉じるしかなかった
*弐号機のエントリープラグ
アスカの母キョウコはアスカの足元近くにいる
カヲル:ただヒトは自分自身の意で行動しなければ、
何も変わらない
母よりもっと奥に現われる加持
加 持:好きな人に素直になるだけでもいいんだ
〔音楽、このあたりでフェードアウト〕
〔セリフ先行〕
シンジ:OFF 僕もそういったろ
僕の言った通りじゃないか
ミサトのマンション内(貞本さんの第5巻、
ミサトの三佐昇進パーティ)でのアスカBU
「私はいつも素直にしてるわよ」とも言いたげな
アスカの顔
*学校帰りのタぐれ時、公園〔#15ボツに同様〕
真っ赤になってドキドキ。しどろもどろのシンジ
シンジ:ごめん... 変なことして...
でもさっ... わかったんだ...
本当はすっごく
(少しの間)
アスカのこと、好きだってこと
真っ赤で下を向いているシンジ
目が点、状態のアスカ
シンジ:イヤ... かな?
(少しの間)
加 持:OFF 答えてやりなよ
(ほんの少しの間)
アスカ:ありがとう。うれしい
〔LCLに変わる音〕
[Aパート終了]
2000. 1.27
2000. 1.31 フッタ・ヘッダ相当部分を修正
2000. 2.06 表26話Bのアップに伴いフッタ・ヘッダ相当部分を修正
2000. 2.22 裏26話Bのアップに伴いフッタ・ヘッダ相当部分を修正