Academic HTML 4.0 - V
Take off with CSS
CSS と飛び立とう！
TABLE of CONTENTS
- Section 1 : 箇条書きの項目(1)
- Section 2 : 箇条書きの項目(2)
- Section 3 : 垂直配置
- Section 4 : 回り込み
- Section 5 : ID による絞り込み
- Section 6 : 要素の大きさ
- Section 7 : 分類属性
- Section 8 : 特別な記述
- Section 9 : 要素の配置(1)
- Section 10 : 要素の配置(2)
- Section 11 : カスケーディング順位
- Section 12 : フォントマッチング(1)
- Section 13 : フォントマッチング(2)
- Section 14 : 構造と表現の分離 ― CSS の目指すもの
- Appendix A : いままでの HTML との対照
- Appendix B : 互換性の問題
- Appendix C : CSS の構文解析
Introduction
First step CSS，Step forward CSS を通じて CSS を解説してきたわけだが，さまざまな属性と CSS の概念の基本を学んでいただけたはずだ。
Academic HTML 4.0 での CSS1 チュートリアルのとりとなるこの“Take off with CSS”では，属性はもちろん，概念，そして CSS のメカニズムを紹介する。これらは効率的に CSS を作るに当たってたいへん大切なものである。
CSS をひととおり学んでみて気づくのは，これが HTML とはまた別の座標軸の上に展開されている概念を含んでいるということである。これが“構造”と“表現”とを分離することである。これは，効率よく WWW ページを作るために，また，HTML と CSS の使い方を理解する上で，ひじょうに重要なことである。
そして，CSS の考え方を通じて，HTML をどのように書くべきかを考えてみよう。あなたがこれから，つまりペーパーレスの時代に向けての離陸を果たす瞬間が訪れることを望む。
- Netscape Navigator 4.x 以降，Internet Explorer 3.x 以降のブラウザが CSS に対応している。CSS 未対応のブラウザでも文章は読むことはできるが，CSS の効果についてはご覧になれない。
- Internet Explorer 3.x の CSS への対応は不完全であるため，表示が乱れたり，例が正しく表示されないことがある。また，その他の CSS 対応ブラウザで見たときとデザインが大きく異なることを了承願いたい。
- Netscape Navigator 4.x または Netscape Communiactor 4.x には，CSS の処理に多くの不備が認められる。表示が乱れたりする場合がある。
- 文中のブラウザ互換性の注釈は少なくとも 1 つのプラットフォームに認められたものを記した。
- 本チュートリアルは，W3C の定める HTML 4.01 および CSS1 に準拠している。本稿は HTML 4.01 Strict で書かれている。また，CSS2 との互換性も考慮した。
- Internet Explorer 3.x もしくは，Netscape Navigator 4.x または Netscape Communicator 4.x では，CSS の関係で表示が乱れる場合がある。
- 本チュートリアルには，記述が完全または厳密でない部分がある。
- 著作権法でとくに認められた場合以外，本稿の全部または一部を複製し使用することをかたく禁ずる。ただし，本文中のサンプルは，非営利の場合に限り，複製し利用することを認める。
- 本文中の製品名は，一般に関係各社の商標または登録商標である。これに関して，™ および ® の記号は省略させていただく。
- 本稿の利用によって生じたいかなる損害も，その責任を負わない。
Copyright © 1998-2000
HTML 4.01 対応版：Sep. 12, 2000
Oct. 22, 1998