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はじめての海外旅行編
4.GO! GO! イタリア!!
   〜街のこと

街並み
ミラノの街で
(右下の赤い車はFIAT500)
写真02
 今回は主要都市しかまわってないので、他の場所ではどうだか分からないけれど、イタリアの街並みは当たり前だが『ヨーロッパ』であった。近代的な建物は殆ど見かけられない(ローマのサッカースタジアムや駅ぐらい)街路樹が並び、石畳の道路も多く、その上に横断歩道があり、車が行き交う。建物の多くは石で出来ており、古いものは修復に修復を重ねて使用し、新しいものも景観に十分配慮されている。法律だか条例だかで景観を損なってはいけないらしい。よって、不便ではあるが昔ながらの街並みを維持する。日本も見習えたらいいのに。
ミラノで見つけた
公衆電話。
かっこいぃ〜〜
写真03
 道は複雑で、看板が読めない私にとっては、行けども行けども同じような道に思えてしまう。道に沿ってカベのように建物が立ちはだかっているが、中央には中庭があり、これまたセンスがいいんだなぁ。お店やホテルの入り口は広げることが出来ないためか、小さくて非常に分かりにくい。でも、どこもかわいくディスプレイされている。
 全体的にオレンジ色のイタリアの街。(カベや屋根がオレンジ色っぽかったり、赤茶色が多かった。緑のラインが映えてキレイ。)陽気なお国柄がにじみ出ている?! 全くの異文化なので、見るもの見るもの珍しいかった。あぁ、こんな所に住んでみたいわぁ〜。

観光地
ローマ
コロッセオ
写真04
 日本で云えばお寺だの神社だのってのと同じで、宗教に関わる場所が殆ど。建物も美術品もキリスト教がらみが多い。
 一番感動したのは、ローマのサンピエトロ寺院。昔のイタリア人は巨人だったのではないのか?と思わせるぐらい、全てが大きな造りだ。天井の高さも、沢山の彫刻も。全て何の機械もない時代に人の手で作り出したものなんて信じられなかった(ってゆーか、他の場所のドゥオーモ(大聖堂)も絵画もスケールが大きかった)。カトリックの総本山と云うだけあり、美しい上に荘厳な内部はホント素晴らしかった。今年は25年に一度の聖年であり(昔は50年に一度だったそうだ)、その上ミレニアムなので大聖年になるらしい。で、その聖年に当たる年には普段閉じられている『聖なる扉』が約1年に渡り開かれ、そこをくぐった人は罪が償われるらしい。夏の観光シーズンには2時間以上並ばなければならない日もあったそうだ。因みに私は10分もかからなかった。
 システィーナ礼拝堂の『最後の審判』も感動ものだった。礼拝堂内部の雰囲気も良かった。ウフィツィ美術館は数日かけて見たいぐらい。ツアーなので時間がなくて残念だった。世界中から人が集まるベネチアも素敵なところだった。

 驚いたことに、大抵の建物内部や美術館内(美術品)はフラッシュをたかなければ撮影可。(はじめは撮りまくっていたが、写真ではやっぱりこの感動は伝わらないことが分かり、後半は目に焼き付けることにした。モノによってはビデオの方がいいかも。)有名な美術品もちょっとした囲いがしてあるぐらいで(同じ温度・湿度に保たれたガラスケースになんかに入っていない)、かなり近付いて鑑賞できる。日本のように人混みにもまれて鑑賞・・・なんてこともない(ヴァチカン博物館〜システィーナ礼拝堂は例外で、大きな神社の初詣なみに延々と人の波だった。ミレニアムと関係していたのかも)。
 寺院や教会などは肌が多く露出していると、入れてくれない(入り口にイラストで注意を促している)。夏場は気を付けよう。
 有名な古い建築物は、必ずどっか一部分ずつ修復していた。少しずつあちこち修復し続けているんだろうな。ガイドさんが、システィーナ礼拝堂の『最後の審判』もウフィツィ美術館の『春』も日本の企業が出資して修復されたと教えてくれた。
 どこに行っても日本人だらけかと思っていたが、そうでもなかった。他の国のツアー団体もちゃんといる。世界のイタリアなのねぇー。

交通
 見た感じ移動手段は多い順に、車>バイク>自転車(電車は除外して)。バイクや自転車は車に比べると圧倒的に少数。しかも厳重に鎖のような鍵がかけられているのを見ると、盗まれてしまうらしい。
 そしてイタリアの車は凄かった。なにが凄いって、まずその交通量。完全な車社会。細い道も何のその。運転の荒さも素晴らしい。私にはとてもじゃないがココではハンドルを握る勇気はない。よく事故が起こらないものだ。で、古い街並みなので、駐車場が少ないので、当然のように路駐(公認)。夜など道の両側にびっしりと縦列駐車される。どうやって出すかと思いきや、前に後ろに車を動かし前後の車のバンパーを押してスペースを広げ、出ていく。トヨタのヴィッツが沢山走ってたけど、バンパーが黒くて何だか日本のに比べて丈夫そうに見えたのは、こうゆう訳だったのねぇ。車の汚さもすごい。イタリアでは洗車などして車を綺麗にしておくと、車上荒らしにあうらしい。
手前の車がSmart。
後ろの車はヤリス(ヴィッツ)
写真05
 もひとつ凄かったのが車種。日本車の多さ。ヴィッツは勿論、ファンカーゴだってマーチだってキューブだって走っていた。何だか懐かしいー。小型車が人気のようだ(街並み・駐車を考えるとその方がいいのだろう)。当然、外車(そりゃ、イタリアから見れば日本車も外車だけど)も多い。ニュービートルやベンツのAクラス、スマートなど、ちっちゃくて丸っこいシマダ好みの車がうじゃうじゃ。勿論イタ車も走ってる。フェラーリなんてこの旅で3台見た(轟音がいいねぇ〜)。そしてシマダ憧れの車FIAT500(チンクエチェント)もアチコチで走ってる!! 動いている実物なんて日本じゃ指折り数えるしか見たことないのにっ。かわいいよぉ。

絵描きさんの犬
(ウフィツィ美術館前)
写真06
 ビックリしたこと。犬のフンが当たり前のように、落ちていた。拾われることもなく、そのまま踏まれていく。馬糞(たまに馬が歩いている)も同様。勿論、踏まれまくる。
 ゴミも沢山落ちているし、歩きたばこも有り。どっちかって云えば雑然としたイメージ。お国柄ってことかなぁ。
ポンペイ遺跡の野良犬
(右下)
写真07
 (フンに関しては税金で対処してるので、持ち帰りの義務はないらしい。・・・確かそう。間違ってたらスミマセン。)
 ポンペイ遺跡では、のら犬が沢山いた。別に追い出されるわけでもなく、入り口からずっと観光客の後を追いかけ、餌をもらってた。同じツアーの人がおせんべいをあげたら、さっさといなくなっちゃいました。たくましいなぁ〜。

2001/01/16
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