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はじめての海外旅行編
4.GO! GO! イタリア!!
   〜買い物のこと

イタリア買い物事情
為替:シマダがイタリアに行った2000年末は、すっごいリラ(イタリア通貨の単位。L.)が安かった。L.100=約5円。5%と考えればよい。日本円と比べ、桁数がかなり変わるので(10万リラとか平気で書いてある)、慣れるまで変な感じだった。

物価:ガイドさんによると日本の2分の1〜3分の1だそう。食べ物は特に安く感じた。

通貨:現在は、リラとユーロが一緒に使える状態。2002年からユーロに統一される。ユーロ圏でイタリアは景気が悪い方らしいので、ユーロになる=物価が上がる??? 買い物するなら、今年2001年が最後のチャンス・・・かも。

買い物ルール
1.まず、店に入ったら挨拶。片言でもいいから、イタリア語で話しかけよう(こんにちは=ヴォンジョルノ、こんばんは=ヴォナセーラ)。母国語で話しかけることによって良いイメージを店員に植え付ける作戦。後は英語に頼るとしても、だ。

2. 店員が「何かお探しですか?」と聞いてきたら、きちんと伝えよう。買いたい物が曖昧で冷やかしで店に入る習慣はイタリアにはあまりない。そして、ショップによるだろうが、店員はプロ意識が強い。客の希望にあった良い品を提供する使命がある。服など客の体格を見て、ピタリとしたサイズを見つけてくれたりする。有名店なのでちょっとのぞいてみたいという場合でも、「ちょっと見ても良いですか?」と断りを入れよう。

3.きちんとディスプレイされている物には、一言「さわっても良いですか(=ポッソ トッカーレ?)」と断りを入れる。イタリアはディスプレイにはかなり気合いが入っているようで、むやみに触ってはいけない(とある雑貨屋さんで触って怒られちゃった)。

世界から観光客が集まるベネチア
写真13
 日本のようにひやかしで店に入るのは嫌われる。特に日本人は買い物のマナーが悪いと、チェックが入れられているらしい(でも有名ブランドショップは日本人に甘い気がした。日本人なしじゃ、店が成り立たないからかな?)。挨拶もなしに店に入り、棚やディスプレイをいじくり回し、店員が「何かお探しですか?」と声をかけても無視。それで結局何も買わずに出ていく・・・。う〜ん、耳が痛い。

 よく観察して見ると、地元に住んでいる(らしい)人が立ち止まってウィンドウをじっと見つめいる光景によく出くわす。ディスプレイしてある商品や店の中を覗いて、良いものがないか探しているのだろう。日本だと、ディスプレイを立ち止まってマジマジと見つめるなんて恥ずかしいイメージがあるのだが、ここでは違うようだ。欲しい物をよく検討してから店に入っているみたい。冷やかしで店に入る習慣がない、と云うのが分かった気がする。イコール、ディスプレイによって客が来るか来ないか変わってくるのだから、ディスプレイに気合いが入るのも当たり前なんだよなぁ。

ブランドショップ
 行きまくりましたよ、ブランドショップ。プラダにグッチ、ヴィトン、エトロ、フェラガモ、ミュウミュウ、エルメス、シャネル・・・。中にはイタリアブランドじゃなかったりしますが。何カ所か本店にも行って、目の肥やし(毒?)をしてきた。ミラノが一番凄かったかなぁ。ブランド店街道って感じで、母を先頭に少ない自由行動時間を買い物に費やした。
 所々、店の前には日本人の行列が見受けられた。イタリアのお店では基本的に1組の客に対し、1人の店員が接客に当たる。客の数に対し店員が少なければ、店の外で待ってもらう・・・と云うことになる。全く、どこ行っても日本人って行列作って、ブランド、ブランドって嫌んなっちゃう、と言いたいのは山々だが、でも実際、安いのよねぇ〜。日本で買うのが馬鹿らしくなるぐらい。日本で買わないでお金貯めて、イタリアにショッピングだけ行きたいよ。シマダもブランド物は嫌いじゃない。モノがいいもん、やっぱり。それぞれの店には、日本人か日本語が出来る店員がいた。日本人様々って所もあるんだろうなぁ、きっと。ディスプレイなんかは東京・青山あたりで見る店内とよく似てた。色んなブランドの紙袋を沢山引っ提げて、帰るのも結構楽しい。地元の人なのか、観光客なのか分からないが、彼氏が両手に数袋のKENZOの紙袋を持ち、彼女が地図を片手に「次はあっち」って感じで道を指さしている欧米人らしいカップルに出くわした。世界共通なのねぇ(笑)。
 因みに、バーゲン期間中に行くと良いなんて聞いたことがあるけれど、必ずしも最新のモノがバーゲンになっている訳でもないし、混み合うのは目に見えている。少しでも安く買える方がいいのかもしれないけれど、バーゲンじゃなくても私たちにしてみれば充分安い。欲しい物を良い状態で、落ち着いて買えるから、バーゲンに合わせて行かなくてもいいような気がする。

ツアー用
ホテルの案内表示板。星がいくつか明記されている。(フィレンツェ)
 ツアーの一環として、いくつかお店に連れていってもらった。ベネチアでは、ベネチアガラス工房見学&ショップ、ナポリではカメオ工房見学&ショップ、それに免税店に3件ぐらい、食料などが置いてあるお店にも寄った。どこも、観光客相手用のお店らしい。強制的に買う必要は全くなく、時間もそんなにとられなかった。フィレンツェで寄った免税店は革製品がいっぱいあって、世界各国からも客が来るらしく、広くて綺麗だった。食料が沢山置かれていた所で、パスタやソース、ワインなどを購入。(高速道路の休憩所にもいくつか寄るので、お菓子とかはそこでも買えた。)ツアーで立ち寄った観光地のお土産屋にも、ちょこっとの時間だけど寄った。
 ツアーは客を立ち寄らせると言って土産屋から金をもらい、そしてツアー代を安くする・・・なんて聞いたことがあるが、変な土産屋ばっかり寄っていた訳でもなく(たいした所じゃないのもあったけど)、強制的じゃなかったし、長時間さくわけでもなく、ま、お手洗いに立ち寄ると云う感覚で、これはこれで良かったんじゃないかな。食料買い込むのなんか、一カ所に色々土産品が集まってるから便利で良かったし、フィレンツェの免税店は良かったし、日本語で説明書きがしてあったり話せる人がいて助かったし。見ていると、ご年輩の方々がつかまって色々買い込んでいたようだった。ある老夫婦に「娘にカメオを買っていこうと思うんですが、あなたぐらいの年代の方はつかいますかねぇ?」と聞かれた(NOと答えたけど)。この年代の人にとっては知らない街を出歩いて、買い物するよりも、気楽なんだろうなぁ、きっと。

ローマ三越
 情けない話なんだけど、一番気楽にお買い物が出来たのがココかも。日本デパートの直営店だから、店員も日本人スタッフが殆どで(日本人以外のスタッフでも日本語で話せる)、客も日本人が殆ど。スリなどの心配もたいしてしなくてもいいので、精神的にも楽。お店は1階&地下1階で2フロアのみだが、お土産向きの商品もいっぱいあるし、有名ブランドショップも何店舗かある。買い物方法も、商品に触ってもいいのかどうなのか・・・と、神経質になる必要もなく、日本と同じようなお気軽さ。支払いは地下1階にレジがあり、まとめてそこに持っていく。包んでくれたりはしないのが難点だが、お土産を分けれるよう袋をいっぱいくれ、ブランド用の箱も合わせてくれる(普通のブランドショップのようにきれいにラッピングはしてくれなかった)。日本円で支払いOKだった。
 店内入って、アチコチに貼られた『日本シリーズ・ジャイアンツ優勝おめでとうセール』のPOPに驚いた。日本の情報は何も聞いてなかったから、ジャイアンツが優勝したのも勿論知らなかったけど、こんな所でも優勝セールがあるなんて。しかも、それ用の福袋までがあった(笑)。ここだけは、日本の香りが色濃かった。

手袋屋サン
 革製品だったらフィレンツェがおすすめよ、とガイドさんが言っていた。今回の旅行で皮のジャケットを買おうと決めていた。フィレンツェの免税店で、色んな種類が売られていて、そこで気に入ったのを買うことができた。
手袋を買いに フィレンツェでのちょっとの自由行動時間、ヴェッキオ橋で写真を撮って、集合場所に向かいつつ、左右の街道の沢山のお土産やサンのウィンドウを覗きながら歩いていた。手袋専門店が結構あって、その中の一件に入った。店員のおばさんを呼んで、ウィンドウに飾られている気に入った革手袋を指さし、コレが見たいのですが・・・、と伝える。店内は2坪ぐらいしかなく、狭くて奥に細長い。ガラスケースのカウンターでタテに仕切られ、カウンターの向こうには小さく仕切られた棚が壁一面にあり、それぞれに手袋がつまっている。おばさんが、カウンターの上にある丸いベルベットで出来たクッションに肘をのせるよう身振りで伝えてきた。腕相撲をする格好である。乗っけると、おばさんは後ろの棚からウィンドウに飾られていたのと同じ皮手袋を取り出し、私の手にはめてくれたのだ。これがぴったりサイズ! 人の手を見ただけでぴったりのサイズを出してくれたのだ。これには感激。内側はウサギの毛皮で出来ていて、暖かく、指の曲げ伸ばしもしなやか〜。細かいところもきちんと作られていて、何より、手触りがとても良い。いくつかある色のなかから、気に入ったのをチョイス。母も、サイズを見てもらい購入。これでL.59,000(=約2,950円)。ちょっと憧れだった革手袋を手に入れ、この冬ご機嫌のシマダ。お土産で人には買っていけないのが残念。

シマダ買い物帳
イタリアの地図(L.12,000=約600円):立ち寄った高速道路の休憩所で購入。1枚にイタリア全域が書かれているもの。記念になるかな、と2000年と書かれているものにした。もちろん、イタリア語で書かれているのだが、地名ぐらいはなんとかなる。今どこら辺にいて、これから何処に向かうのか、どれぐらい距離があるのか・・・と大ざっぱに分かる。バスの中で広げて見ていたら、次の休憩所に寄った後、更に何人かが広げて見ていた。まねっこなんだから、もう。

絵葉書(L.1,000=約50円前後):絵葉書は街中アチコチで売られていて、1枚から買える。手紙出す目的もあるけど、自分用にも。写真に収めたい風景が沢山あったけど、普通のカメラだとやっぱり限界がある(広角レンズがあれば良かったなぁ)ので。普通のサイズのもあるし、普通サイズの2〜3倍タテ長のもある。書いた手紙は、ホテルによってはカウンターで切手を買えたり、出しておいてもらえる。

:あちこちの有名観光地に行ったが、大抵その場所や街の説明や歴史が書かれた本が売られていた。しかも日本語で。勿論、イタリア語だってあるし、英語もある。中にはドイツ語・フランス語・中国語・韓国語バージョンもある。その中でも、イタリア語・英語・日本語バージョンは殆どの所であった。恐るべし、日本人。そして、改めて日本人観光客がうっとうしがられながらも大切にされているのが分かる。話を戻す。分厚いのだが、絵や図解も多いので、多少の重さは我慢して、ウフィツィ美術館とヴァチカン市国の本を買ってきた。本によっては時々誤植があるが(文字が反転してたりする。文字張りする時、分からないんだろうな)、ご愛敬。

雑貨:イタリアっぽいデザインのワインオープナー、名刺カード(本当は名前も入れてもらえるようだが、自分で入れようと思って)、ウフィツィ美術館でパラパラまんが。かわいいモノがあちこちにいっぱい売られていて、色々ほしくなっちゃう。もっと小遣い貯めておけば良かった〜〜っと、後悔しきり。

2001/02/05
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