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はじめての海外旅行編
4.GO! GO! イタリア!!
  〜ツアーのこと
(完結編)

ホテル
ピサの斜塔の隣の洗礼堂
写真15
 泊まったホテルは、どれも一応4つ星ホテル。設備はホテルによって様々。爪研ぎやソーイングセットまでアメニティグッズが揃っているところもあったし、水周りがイマイチの所もあった。
 エアメールをあちこちのホテルのカウンターに頼んで出してもらったが、いつまで経っても届かないところがあった。「出し忘れてるんじゃないか?」と、ツアー会社に抗議をしようとしたら、やっと届いたよ。後から出した手紙が2〜3週間も前に届いてるのに、どうかしてるよ(プンプン)。そこのホテルでは、同じツアーに参加していた女性のバックがメイドさんに盗まれたりもした。スリや置き引きには、街の中だけでなく、ホテルのロビーや食堂でも気を付けないといけない。この時は、その日本人女性の管理が悪かったようだが、ツアー参加者は結構ショックだったみたい。

 とあるホテルでは衛星放送らしく、日本の番組が見られた。外国語でどこもあふれていたから、何にも考えないで頭に入ってくる日本語にホッとした。勿論、地元のTV番組も覗いてみたよ。CMなんか、面白いのね〜。バービー人形用のニュービートルのおもちゃがあったり(イタリアらしぃ〜〜)、リプトンのティーバック(新開発らしく、紐をひっぱるとティーバックが絞れるらしい)のCMにはマッチョマンがぞろぞろ出てきて、おばさんの服の袖とか、ビートルの扉とか、色んな黄色のモノを引っ張って壊し、最後にティーバックの紐を引っ張るのだが、丈夫で破れない(・・・ってことを言いたかったんだと思う)、なんてのもあった。とある番組で、なーんか聞き覚えのある効果音、舞台セットだなぁ〜と思ったら、日本ではみの○んたが司会の『ミリ○ネア』の外人版じゃないかぁ。イタリア語らしい(英語じゃなかった)言葉で、何を言っているのかは全く分からなかったが、あの緊張感がそのまま再現されている。日本側が真似したのか、真似されたのかは分からないけど、『面白さ』は世界共通らしい。

サマータイム
 朝6時に起きたりすると、まだ真っ暗。ホントに、6時なのか?なんて思うが、しばらくするとやっと空が白み始め、外を見ると会社に行くらしい人や、学校に向かう子供達がぞろぞろ出てくる。異様に早起きした気分になる。
 それもその筈で、サマータイムなのだ。日本で過ごすより1時間早まっている。そして、このツアー中、サマータイムの終了の現場に立ち会えた。10月31日、午前3:00に午前2:00になる。サマータイム導入している地域では、当たり前のことのようだけど、国中の時計が巻き戻されるなんて面白いよなぁ。明日から通常の時刻に戻ると云う日の夜は、ガイドさんから時計を朝までにずらすように言われたり、TVでもそれらしいことを言っていたようだ。
 その日は夜1時間余分に眠れたことになる。ちょっと得した気分が味わえた。

強行ツアー
石畳の小道の先にそびえ立つ
大きな樹が印象的だった(ポンペイ遺跡)
写真17
 憧れの海外旅行、しかもイタリア。 今回参加したツアーは、内容盛りだくさん。アレも見たい、こっちにも行きたい、なんて人には9日ほどでほぼイタリアの有名所が網羅出来る、欲張りツアー。しかし、しょーじき、辛かったぁ。朝6時頃起床で、夕飯は9時頃だいたい頂いて、ホテル着くのが10時過ぎ・・・、って日が殆どだった。シャワー浴びて荷物の整理とかしていると、寝るのが午前になってしまう。勿論、昼間も動きっぱなし。かなり歩くし(しかも石畳が多いから、足への負担も相当くる)、バスで移動する時もなんとなく勿体なくて寝れない(この景色を見過ごしたら今後見られないかもしれない、なんて思っちゃう)。
 しかし、辛い、辛いと言いながらも、ツアーの方々、皆様元気なのよぉ〜。お得なツアーだったらしく、参加者40人を越える大所帯。私を含む3名ほどの若人が平均年齢を多少下げるのに貢献したが、それでも 平均年齢は50を越えているように見えた。しかし、体力的には皆さん私より年齢若い・・・かも。ガイドさんの後にみんな両手にお土産を抱えながら一生懸命ついていく。私でさえやっとだったのにィ、凄いよ、ホント。北は仙台、南は静岡から集まったようで、シマダ家のように海外旅行が初めてなんて人は見受けられなかった。「この旅行が終わったら、来週温泉に行くの」とか「来月はエジプトなんだよ」などと平気で言う。あぁ、私もその元気、見習わないと・・・。

まとめ
丘の上からのナポリ
コレ見たからってまだ死にたくな〜い
写真16
 憧れの海外旅行、しかもイタリア。帰ってきて気付いたのは、TVなどでイタリアの特集や景色、絵画をあちこちで見かけたこと。「あ、これこれ、実物見たのよぉ〜〜」なんてのが多い。その都度、嬉しくなるし、実際とても良いところで、物覚えの悪い私でも印象深く心に刻まれている程なのだ。
 今回、このページでうまく伝えきれないことが沢山ある。晴れたイタリアは素敵だったこと、空が美術館や教会で見た絵画と同じだったこと、その空を見ると神様を信じたくなっちゃうこと、フィレンツェやヴェネチアで見た橙の屋根が連なっている様子、沢山の細い石畳の小道、カフェでぼーっとしてみたかったこと、住んでみたくなったこと。
 イタリアは、海外旅行初めての私が言うのもなんだが、個人旅行に向いている所だと思う。多少の語学力があって、下調べがしてあれば、スリ等に気を使うぐらいで治安も良いと思うし、一人で歩いても大丈夫そう。今度行くときは、移動やホテルの宿泊はツアーでもいいけど、食事や観光なんかは自分で決めて行きたいな。美術館もゆっくり見たい。それと沢山のお小遣い(笑)。2002年にはユーロになるそうだから、お買い物なら今年がチャンスかな。日本でちょこちょこ買うよりも、それを貯めて旅費に充ててもイタリアでまとめ買いした方がお得そう。今度は時計がほしい〜。
 勿論、とても歴史ある街で、街の時間を止めてまで街をとても大切にしているので、見るのも充実してるよ。是非行ってみー。
 また、海外行きたいな。親父は完全にはまったみたい。今度は自然界のものを見たいなぁ。視野を広げるという意味でも、とても良い経験になった。今まで何処にも行かなくて損していた感じ。お父様、お母様、貴重な経験をありがとう。
 とりあえず、今度は富士山制覇を目指すぞ、おーっ!!

2001/02/20
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