Academic HTML::XHTML 1.1

Academic HTML::XHTML 1.1 さくいん

要素さくいん

a[1] [2]
主にハイパーリンクのホットスポットを表す要素。インライン要素。
address[1]
署名を記述する。ブロック要素。
blockquote[1]
段落単位の引用を表す。内容はブロック要素。ブロック要素。
body[1]
本文を記述する要素。html 要素の中に,head 要素に続いて現れる。
caption[1]
表において,表題を表す。table 要素の中で,最初に 1 度だけ出現しうる。
cite[1]
出典を表す。インライン要素。
dd[1]
dl 要素の内容として現れ,見出しに対する説明を表す。
dl[1]
見出し付き箇条書きを表す要素。項目として dtdd 要素をとる。ブロック要素。
dt[1]
dl 要素の内容として現れ,見出し(定義される語句)の項目を表す。
em[1]
強調語句を表す。インライン要素。
h1[1] [2]
見出し要素のひとつで,もっともレベルの高い見出しを表す。ブロック要素。
h2[1]
見出し要素のひとつで,2 番めにレベルの高い見出しを表す。ブロック要素。
h3[1]
見出し要素のひとつで,3 番めにレベルの高い見出しを表す。ブロック要素。
h4[1]
見出し要素のひとつで,4 番めにレベルの高い見出しを表す。ブロック要素。
h5[1]
見出し要素のひとつで,5 番めにレベルの高い見出しを表す。ブロック要素。
h6[1]
見出し要素のひとつで,もっともレベルの低い見出しを表す。ブロック要素。h6 要素よりレベルの低い見出しは XHTML にはない。
head[1]
ヘッダ要素。html 要素の中に現れる。
html[1]
XHTML のルート要素。XHTML 本体は 1 個の html 要素として構成される。
img[1]
画像を挿入するための要素。内容をもたない。インライン要素。
li[1]
ulol 要素の内容として現れ,項目を表す。
link[1] [2]
head 要素の内容として現れ,主に属性を用いて文書間の関係を記述する。内容をもたない。
meta[1]
head 要素の内容として現れ,主に属性を用いて文書情報を記述する。内容をもたない。
ol[1]
順序のある箇条書きを記述する要素。内容は li 要素のみをとる。ブロック要素。
p[1] [2]
パラグラフ(段落)を表す要素。ブロック要素。
q[1]
文中引用を表す。インライン要素。
rb[1]
ルビのベーステキストを記述する要素。
rp[1]
ルビに対するかっこを記述する要素。
rt[1]
ルビテキストを記述する要素。
ruby[1]
ルビを記述するインライン要素。
strong[1]
強い強調を表す。インライン要素。
style[1]
head 要素の内容として現れ,スタイルシートを記述する。type 属性は必須。
table[1] [2] [3]
表を表す。ブロック要素。
td[1]
表において,通常のセル(マス)を表す。tr 要素の中に出現する。
th[1]
表において,見出しのセル(マス)を表す。tr 要素の中に出現する。
title[1]
文書のタイトルを記述する要素。head 要素の中に必ず 1 つだけ現れる。
tr[1]
表において,行を表す。内容として,tdtr 要素をとる。
ul[1]
順序のない箇条書きを記述する要素。内容は li 要素のみをとる。ブロック要素。

属性さくいん

accesskey[1]
その要素へのアクセスキー。値はキーを表す 1 文字。
altimg):[1] [2]
挿入する画像の代替テキスト。値は文字列。必須。
bordertable):[1]
表において,外枠の太さ。値は数値で,単位はピクセル。
citeqblockquote):[1]
引用の出典を表す。値は URI。
contentmeta):[1]
meta 要素において,name 属性または http-equiv 属性に対する値を与える。値は文字列。
frametable):[1]
表において,外枠をどのように描くかを指定する。値はキーワード。
heightimg):[1]
挿入する画像の表示サイズの高さ。値はピクセルか百分率。
hrefa):[1] [2]
ハイパーリンクの参照先を指定する。値は URI。
hreflink):[1] [2]
参照先の URI。
namemeta):[1]
meta 要素において,文書情報の項目を与える。値は名前トークン。
rel[1]
その文書から見た,参照先の関係を与える。値は関係を表す文字列。
rulestable):[1]
表において,罫線をどのように描くかを指定する。値はキーワード。
srcimg):[1]
挿入する画像の URI。必須。
style[1]
さまざまな要素が持つ属性で,スタイルを指定する。値はスタイルシート。使用は推奨されない。
typestyle):[1]
その要素のスタイルシート言語のメディアタイプを与える。必須。
summarytable):[1]
表において,その要約を与える。値は文字列。
widthimg):[1]
挿入する画像の表示サイズの幅。値はピクセルか百分率。
xmlns[1]
XML 名前空間を指定する属性。XHTML 1.1 では,“http://www.w3.org/1999/xhtml”。

用語さくいん

記号・数字

&...;[1]
XML における実体参照の記法。
'[1]
アポストロフィ(単一引用符)「'」の文字参照。属性値をくくる引用符と区別するとき,特に HTML 4 との互換性を考慮する場合に用いる。
@[1]
アットマーク「'」の文字参照。メールアドレス収集対策に用いる。
&[1]
アンパサンド「&」の文字実体参照。
'[1]
アポストロフィ(単一引用符)「'」の文字実体参照。属性値をくくる引用符と区別するときに用いる。
©[1]
著作権記号「©」の文字実体参照。
>[1]
大なり不等号「>」の文字実体参照。
<[1]
小なり不等号「<」の文字実体参照。
&npsp;[1]
“折りたたまれない空白”の文字実体参照。
&quot;[1]
二重引用符「"」の文字実体参照。属性値をくくる引用符と区別するときに用いる。
&reg;[1]
登録商標記号「®」の文字実体参照。
&trade;[1]
商標記号「」の文字実体参照。
<!-- ... -->[1]
XML のコメント。コメント中に 2 個の連続したハイフンが現れてはならない。

英字

BOM:[1]
バイトオーダマーク。
CSS:[1] [2] [3]
XHTML を含む XML および HTML 文書などに体裁を与えるスタイルシート言語のひとつ。
DOCTYPE 宣言:[1]
XML において,文書型を宣言する記述。XML 宣言に続いて現れる。
EUC-JP:[1] [2]
日本語 EUC。
Extended Unix Code:[1]
EUC の原綴り。
Extensible HyperText Markup Language:[1]
XHTML の正式名称。
GIF:[1]
画像形式の 1 つ。256 色までを可逆圧縮。アニメーション,透過,インタレース可。
Graphic Interchange Format:[1]
GIF の正式名称。
HTML 4:[1]
HTML のバージョンのひとつ。HTML 4.0 が勧告され,後に HTML 4.01 に改訂された。HTML 4 は,XML 準拠ではない。
Internet Explorer:[1]
マイクロソフト社が開発している WWW ブラウザ。Netscape Navigator を追撃し,圧倒的なシェアを誇るようになった。
ISO 10646:[1] [2]
世界中の文字を扱えるように定められた文字集合。XHTML が扱う文字集合はこれ。Unicode もほぼ同じ。
ISO-2022-JP:[1] [2]
文字エンコーディングのひとつ。通称 JIS。
ISO-HTML:[1]
ISO で標準化された,HTML 4 のサブセットである HTML。
JIS:[1] [2]
日本工業規格。または,文字エンコーディングにおける,ISO-2022-JP の通称。
Joint Photographic Experts Group:[1]
JPEG の正式名称。
JPEG:[1]
画像形式の 1 つ。フルカラー画像を不可逆圧縮。写真を得意とする。
MathML:[1]
XML に基づいた,数式を表現するためのマークアップ言語。
Mosaic:[1]
WWW 黎明期に開発され,現在のモダンな WWW ブラウザの源流となる WWW ブラウザ。
Netscape Navigator:[1]
Mosaic 開発者がスピンアウトして開発した WWW ブラウザ。後にオープンソース化し,Mozilla ブラウザ(Firefox)として開発される。
PNG:[1]
画像形式の 1 つ。フルカラー画像を可逆圧縮できる。アルファチャネルも使用できる。
Portable Network Graphics:[1]
PNG の正式名称。
SGML:[1]
Standard Generalized Markup Language の略。主に文書情報を記述するための,マークアップ言語。XML は SGML のサブセット。
Shift_JIS:[1] [2]
シフト JIS。
SVG:[1] [2]
XML にのっとった,ベクトルグラフィクスを記述する言語。
text/css[1]
CSS のメディアタイプ。
Unicode:[1] [2]
世界中の文字を扱えるように定められた文字集合。ISO 10646 もほぼ同じ。
URI:[1] [2]
情報資源を特定するもの。URL と URN を合わせた概念。
UTF-16:[1] [2]
ISO 10646 の文字エンコーディングのひとつ。
UTF-8:[1] [2]
ISO 10646 の文字エンコーディングのひとつ。XHTML では,バイトオーダマークをつけない UTF-8N を通常使用する。
UTF-8N:[1]
ファイルの先頭にバイトオーダマーク(BOM)のつかない UTF-8。
XHTML:[1]
XML の書き方にのっとって作られた,WWW ページ作成言語。XHTML 1.1 までは,従来の HTML を作り直す形。
XHTML 1.0:[1]
XHTML のバージョンのひとつ。HTML 4 をほぼそのまま XML の書き方で実現した,最初の XHTML。
XHTML 1.1:[1]
XHTML のバージョンのひとつ。モジュール化された XHTML から作られた,従来からの HTML からの「直系」である XHTML。
XHTML 2.0:[1]
XHTML のバージョンのひとつ。2007 年 1 月現在,仕様策定中。
XHTML Basic:[1]
XHTML のバージョンのひとつ。モジュール化された XHTML から作られた,携帯電話など向けの小さな仕様の XHTML。
XML:[1]
SGML のサブセットとして作られた,インターネットでデータをやり取りするためのマークアップ言語。
XML 宣言:[1]
XML 文書の最初に書かれるもの。
XSL:[1]
XHTML を含む XML および HTML 文書などに体裁を与えるスタイルシート言語のひとつ。XSLT および XSL-FO の総称。
XSL-FO:[1]
XSL に含まれるスタイルシート言語のひとつ。主に,XSLT で変換された XML 文書に体裁を与える。
XSLT:[1]
XSL に含まれるスタイルシート言語のひとつ。XML を別の XML または HTML などに組み替える。

日本語

アクセシビリティ:[1]
情報へのアクセスのしやすさ。その向上には,たとえば,さまざまな環境,障害をもつ人への配慮などがある。
アクセスキー:[1]
ある要素にアクセスするためのキーストローク。
アトリビュート:[1]
要素の性質を表したり補助情報を表したりするもの。開始タグ・空要素タグに書かれる。属性値と組になる。要素の種類ごとに指定できる属性が決まっている。属性。
引用:[1]
他の文書から必要な部分を引き写してくること。XHTML では,qblockquote 要素で表す。
エクステンシブルスタイルシートランゲージ:[1]
XSL の正式名称。
エレメント:[1]
XHTML では,文書の部分の単位。要素。
拡張子:[1]
主に Windows で,ファイルを種類を区別するためのファイル名の接尾辞。
箇条書き:[1]
文書の一単位。項目を列挙するもの。XHTML 1.1 では uloldl 要素で表す。
空要素タグ:[1]
タグの一種で,中身のない要素を示す符号。
開始タグ:[1]
タグの一種で,要素がここから始まることを示す符号。
カスケーディングスタイルシート:[1]
CSS の正式名称。
箇条書き:[1]
文書の一単位。項目を列挙するもの。XHTML 1.1 では uloldl 要素で表す。
機種依存文字:[1]
同じ番号に,環境によって異なる文字が割り当てられているときの,その文字。Winodws における丸数字・ローマ数字,Mac OS における括弧つき文字など。インターネットではこれによってテキストの意味が変わってしまうことがあるので,使わないほうがよいとされる。
行:[1]
表を構成する一単位で,セルを一方向に並べたもの。tr 要素で表す。
強調:[1]
語句に注意を向けさせる方法。XHTML では,emstrong 要素で表す。
コメント:[1]
XML において,処理の際に無視される部分。<!-- ... --> で記述する。
実体参照:[1]
ある名前を,ほかの文字(列)に置き換える仕組み。
シフト JIS:[1] [2]
主にパーソナルコンピュータで使われる,文字エンコーディングの一種。
終了タグ:[1]
タグの一種で,要素がここで終わることを示す符号。
出典:[1]
引用において,どこからそれを行ったかを示すもの。引用したら必ず出典を示さなければならない。XHTML では,cite 要素で表す。または,qblockquote 要素の cite 属性で表す。
署名:[1]
文書において,メールアドレスなどの署名を記述する要素。address 要素で表す。
順序あり書き:[1]
項目の間に順序関係がある箇条書き。ol 要素で表す。
順序なし書き:[1]
項目の間に順序関係のない箇条書き。ul 要素で表す。
スタイルシート:[1] [2] [3]
XHTML などにおいて,文書に体裁を与える機構。またはそれを記述したもの。
スパムメール:[1]
一方的に送りつけられてくる広告メール。迷惑メールとほぼ同じ。“スパム(spam)”の語源は,加工肉の缶詰めの商品名。
セル:[1]
表を構成するマス。tdth要素で表す。
属性:[1]
要素の性質を表したり補助情報を表したりするもの。開始タグ・空要素タグに書かれる。属性値と組になる。要素の種類ごとに指定できる属性が決まっている。アトリビュート。
代替テキスト:[1] [2]
指定したコンテンツ(画像など)が使用できない場合に代わりに使用されるテキスト。
タグ:[1]
XHTML を含めた XML で,要素の存在を表す符号。
定義リスト:[1]
dl 要素。
テキストエディタ:[1]
テキストファイルを編集するソフトウェア。Windows のメモ帳など。
日本語 EUC:[1] [2]
主に UNIX/Linux で使われる,文字エンコーディングの一種。
バイトオーダマーク:[1]
数値がバイト順に格納されていることを示す符号。BOM。
ハイパーテキスト:[1] [2]
複数のテキストを関連付けてまとめる考え方。
ハイパーリンク:[1]
ハイパーテキストに現れる,ほかの情報への参照。単に“リンク”とも。
パラグラフ:[1]
文書の一単位。日本語でもっとも近い意味は段落。XHTML では p 要素で表す。
表:[1]
HXTML では,table 要素で表す。
マークアップ:[1]
処理を文字の形で直接書き込む方法。マーク付け。
マーク付け:[1]
処理を文字の形で直接書き込む方法。“マークアップ”の JIS での呼び名。
見出し:[1]
文書の一単位。XHTML では h1h6 要素で表す。
見出しつき箇条書き:[1]
“見出し”の“その説明”からなる箇条書き。dl 要素で表す。
文字エンコーディング:[1] [2]
与えられた文字の集合を,転送・蓄積のために番号に直すやり方。
文字コードセット:[1]
文字エンコーディングに同じ。
文字参照:[1]
文字を,ほかの記法で参照する仕組み。番号で参照する方法と,文字に与えた名前で参照する方法(文字実体参照)がある。
文字実体参照:[1]
文字を,名前で参照する仕組み。
ユーザビリティ:[1]
使いやすさ。その向上は,たとえば,一貫したナビゲーション,直感的なリンクの設定,など。
要素:[1]
XHTML では,文書の部分の単位。エレメント。
要素の内容:[1]
要素において,開始タグと終了タグの間に書かれるもの。内容のない要素もある。要素の種類ごとに何を要素の内容とできるかが決められている。